テーブルの改造

 知り合いの方からテーブルの改造を頼まれました。上左の写真のもので長さ150センチ、幅は約60センチで耳付き、厚みは8.5センチです。変形が激しく、天板を平らにするには約15ミリ削る必要があります。短い脚が付いていて、座卓として使用していましたが、これを高さ700ミリのテーブルに改造して欲しいと頼まれました。箱作りはとりあえず中断し、テーブル改造に着手しました。上右の写真は裏面がはぼ削り上がったところです。電気鉋を小型サイクロン集塵機に繋ぎ削りました。最初は鉋の刃を目一杯出し(約1ミリ)、荒削りし、最後の方は刃をわずか出してけずりました。3枚目の写真は表面がほぼ削り終わったところです。樹種は松か何かの針葉樹と思われ、比較的柔らかい木です。堅木だったらとても削りきれなかったことでしょう。

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コメント: 3
  • #1

    chappy002gou (木曜日, 17 10月 2013 05:36)

    『柔らかい木』とは言えこの大きさだと平面出し大変でしたね。
    ところで、平面度どの様に確認しながら(何を基準にして)削られるのですか。?(*^_^*)

  • #2

    ひねもす工房 (木曜日, 17 10月 2013 21:26)

    最初は裏面を削りました。作業台に裏面を上にして置き、天板が浮き上がっている角とその対角10ミリ厚の角材を入れると天板のガタつきが無くなりました。そこで天板の木端にアルミ角パイプをあてがい、作業台から85ミリの高さに直線を引きました。作業台はルーターをかけて一応平面を出しています(工房、手作り道具のページに記事あります)。反対側の木端にも、両サイドの木口にも同様の線を引きました。この線を目安にして電気鉋をかけ、時々アルミ角パイプや1Mのスケールを当て凹凸を確認しながら削りました。次に表面を上にして、作業台から72ミリくらいの高さに線を引き、これを目安にして電気鉋をかけました。4、5時間かかったようで、腕、肩が痛くなりました。

  • #3

    chappy002gou (金曜日, 18 10月 2013 06:45)

    テーブルを削る方法分かりました。ありがとうございます。
    きちんと平面が出ている作業台が、あってこそ出来る削りですね。
    厚みもあり、がっしりした作業台羨ましいです。
    テックさんも現在作業台作りに取り組んでいる様ですが、
    私も、いつかしっかりした作業台作って見たいと思ってます。(^_-)

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