投入口の作成

 投入口を作りました。扉は単板です。単板の両サイド、上から10ミリの位置に釘を通し、これを軸にして自由に回転するように作りました。そのため枠(框?)に径2ミリの釘穴を開けてから4本の框材を接着しました。うっかり木工用ボンド(速乾性)を使ってしまいました。ここは雨がかかることもあるので、エポキシを使うべきでした。接着剤が乾いた所で、枠の後方4隅にL字形のステンレス板をネジ止めしました。次に真鍮の釘で単板を取り付け、単板の扉が自由に回転するように調整しました。この枠を正面板に取り付けるため、糸鋸で正面板を刳り抜きました。左右はぴったり寸法に切り、上下は3ミリ程広く切りました。正面板は木目の関係で上下方向の収縮が枠より大きくなるかも知れないので、3ミリの余裕を付けました。右の写真は取り出し口を仮止めしたところです。框に蝶番を取り付けてから4本の框材を接着しました。今度はエポキシを使いました。接着剤が乾いてから枠の後方4隅にL字形のステンレス板をネジ止めしました。こちらも上下方向は側板と框材が3ミリ程相対的にスリップ出来るようにしています。

戸棚作成