漆室のテスト

 漆室を自宅のウッドデッキに運びテストしてみました。漆室の後ろに見えるのは西日を避けるための日除けカーテンです。室の底板には深めの皿を置き、濡れ布を置き更に水も少し入れました。電源を入れる時の室外温度は7℃、むろ内温度は12℃、湿度40%、サーモスタットは40℃に設定しました。約50分後の温湿度計の温度は35℃を示し、それ以上上がらなくなりました。この時のアルコール温度計(温湿度計よりもっと下にアルコールの溜まり部分がある)は33℃でした。室外温度は6℃、室内の湿度は35%。サーモスタットは切れることなくONの状態が続いていました。室内は温度は均一ではないと思いますがセンサーのある位置は40℃近くまでは上がったものと推定できます。以上のことからこの漆室は、保温電球2個、計100Wで室内外の温度差を29℃前後まで上げられると考えていいと思います。明日は60W電球1個でテストしてみます。湿度は何か方法を考えないといけませんね。

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