漆室のテスト2回目

 今日は60Wの保温電球1個でテストしました。13時テスト開始。電源を入れる時の室外温度は7℃、室内温度9.5℃、湿度60%。皿に布を置き、85℃の湯を注いで室内の床に置きました。湯の水蒸気で覗き窓が曇り、温度が確認できず、テスト中2回、扉を開け、窓の内側を拭きました。電源投入後、1時間20分くらいで室内外の温度差が一定になりました。その時の外気温10℃、室内温度34℃、室内湿度48%。60Wでも内外の温度差を24℃程度に上げられることが解りました。真冬の我が工房の朝方の温度は多分-5℃程度と思われるので、60Wの保温電球1個でいけそうです。湿度は十分に上がっていませんが、上げた温度が一定になってからある程度の時間が経過すれば70%くらいにはなると思います。明日試す予定です。漆室の作成中に木材と発泡スチロールの熱伝導率から、熱源100Wで室内外の温度差を22℃程度に出来ると計算していましたが、テストでは29℃程になりました。室内の温度の不均一さもあるでしょうし、また木材の伝導率は樹種などにより幅があるので、計算が全くの見当外れとも思っていません。

 

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