キャリングケースの塗装

 キャリングケースに取っ手を接着し、下部に蝶番を付け、塗装しました(上左写真)。塗装はオイルステンで着色し、ニスを塗りました。中央と右の写真は昨日撮った写真ですが、ご覧の通りしっかりとカビが生えています。21日(金曜日)にアルコールに浸した布で消毒したのですが、効果が無かったようですね。そこで昨日はカビを拭きとり、電源を切り、扉を開けたまま今日まで放置し内部を乾燥させました。今日はアルコールを噴霧して前回より更に多量のアルコールを壁にかけてみました。棚、濡れタオル、拭き漆した作品を戻し、電源を入れました。さてカビの生えたところを良く見ると、結露した水が溜まっていた所や、水が流れ落ちる通り道などであることが解りました。すのこ状の棚にはほとんどカビが生えていません。ネットで漆室を作られた方の記事を検索すると、室の壁の材料に杉板などを使い、内部は鉋などかけず荒れ材の状態にしておく方が多いことが解りました。これが結露を防ぐ方法だったようです。私は内部にニスを塗ったので、これが結露を増やし、その結果カビを繁殖させたのかも知れません。

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コメント: 1
  • #1

    つねさん (火曜日, 25 3月 2014)

    当方にコメント有難うございました。お客が来ないので看板を作るので、効果の程は? 多分閑古鳥が当分続くと思います。
    キャリングケース、立派に出来ましたね、週末の講習会が楽しみです。
    漆室のカビで大分苦戦されている様子、講習会に「たなつる工房」さんが参加されますので「カビ対策のお話」を聞かれたら如何ですか。参考になるかと思います。

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