地球儀(その2)

 赤道には幅1ミリの線を入れることにしました。そのためにパドックを帯鋸で約2ミリ厚に挽き、18ミリ厚の板に両面接着剤で貼り付け、自動カンナで1ミリ厚に削りました。自動カンナで削れる最低厚は3ミリまでなので、1ミリ厚に削るためには下駄をはかせる必要があります。この薄板をカッターで台形にカットし、赤道~20度のパーツに貼りました。

 左の写真は緯度20度~40度のパーツを接着しているところです。ただしこの前にパーツを6個(半円分)ずつ接着する工程があるのですが写真を撮り忘れました。左の写真は1組6個のパーツ2組(半円2個)を接着しているところです。右の写真は赤道~20度のパーツの上に20度~40度のパーツを重ねて接着しているところです。赤道~20度のパーツは別にもう1組あり、そちらの組にパドックが貼ってあります。

 さて台形のパーツの厚みは設計の厚みより約1ミリ厚くカットしてあります。1周は12個の台形のパーツを接着しますが、接着した際に多少の凹凸も出るので接着後に削る必要があります。ディスクサンダーで削るのが良いのでしょうが小生は持っていないので、自動カンナで削ってみました。カンナの刃が木目に垂直に当たるところもありますので、1回の削り量を極端に小さく(1回に0.2ミリくらい)して削ってみると、刃が木目に垂直に当たるところは綺麗ではありませんが、接着には差し支えない程度に削れました。

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