地球儀(その9)

 先ず直径170ミリの厚板を使用し、地球儀球体と同じ球面を持つジグを作りました(左写真)。このジグの上に0.5ミリ厚の塩ビ板を乗せアイロンをかけたり、電子レンジで熱したりして球面状の塩ビ板を作りました。凹凸もあり、あまりいい出来ではありませんでした。アクリル板を使いたいと思っていましたが、HCにアクリルの薄板が無く、塩ビ板を買ってきました。これを球体に貼り付け、経度範囲30度、緯度範囲は0度から60度までの領域で経度、緯度ともに5度毎に黒い線を書き込みました。次に経度、緯度ともに2度毎に赤い線を引きました(中央写真)。この塩ビ板を再度球面ジグに乗せ、経度、緯度ともに2度毎の線の交点に錐で小さな穴を開けました(右写真)。穴の総数を計算すると406個でした。手の平が痛くなりました。私もバカなことをやっていますね。家内が呆れていました。この塩ビ板を球体に当て、穴に鉛筆を通すと、球体に経度、緯度をプロットすることが出来、地図を書く手掛かりになります。

戸棚作成