濡れ縁の修理

 近所の方から濡れ縁の修理を頼まれました。脚が地面(と言ってもタイル張りですが)と接する部分が朽ちて、蟻が出入りしている状態なので脚を付け変えて欲しいとのことです。建物に固定してなく移動も出来るので縁台と言うべきかも知れませんが、とにかく工房に運び入れて修理を開始しました。脚はほぞ穴に差し込んであるのですが、太い釘2本も打ちこまれており、これが抜けない。3時間程悪戦苦闘の末、やっと脚、釘を取り除きました。ここまでは7日に済ませました。今日は欅の角材を挽き割りして柱を作り、横桟は松の角材を使いました。ほぞとほぞ穴を加工し、接着剤を付け、叩き込みました。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    chappy002号 (火曜日, 10 6月 2014 04:36)

    次から次へとお仕事?が舞い込んで来られる事感心致します。
    それにしてもがっしりとして頑丈そうな作りですね。
    ほぞ穴開けるのも大変だったのでは。(^^)/~~~

  • #2

    ひねもす工房 (火曜日, 10 6月 2014 22:13)

     太い方の柱は85×85、細い方は85×44ミリです。出来上がってみると、ゆすっても全く動かず、がっしりしたものになりました。ひねもす工房には角鑿盤がありません。ほぞ穴はボール盤で穴を開け、鑿でさらうという方法をとっています。手間がかかりますね。

戸棚作成