濡れ縁の据え付け

 濡れ縁の修理、塗装が完了しましたので、依頼者宅に届けました。サッシ下部の敷居の下に入れるのですが、3ミリ程度濡れ縁が高くて入りません。こんなこともあるかと思い、丸鋸を持参しましたが、組み立て後の脚のカットはやりにくく、手間取ってしまいました。据え付け完了したところで、今度はキッチンの流し下の扉の蝶番が壊れていたので交換を依頼されました。調理台下の扉はほとんど使ってないので、そちらの蝶番と交換することにしました。壊れた蝶番のボルトを外したところ、とんでもないことになりました。蝶番を止めてあったところはステンレスの薄板で、ナットに相当するものはその後ろにあてがった2ミリ厚のステンレスの矩形の板です。この板に2個のネジ穴があり、ボルトを外すと矩形の板はポロリと落ち、しかもステンレスの薄板はコの字状に折れ曲がっているので指も入りません。落ちたナット部分を取り出すことも出来ません。したがってこの扉の蝶番は流しのシンクや調理台全部を取り外さない限り、ボルトを締められません。変な設計のシステムキッチンだなと思いましたが後の祭りです。何とかしてやらねば思い、しばらく考えました。たまたま蝶番の近くに断面がコの字状の柱がありました。コの字の中に40ミリ幅の角材にエポキシ接着剤を塗り、クランプで押さえ接着。更にネジ止めをしようと思い、ステンレス板にドリルで穴を穴を開けようとしましたが、全く刃が立ちません。急遽ホームセンターに行き、ステンレス用のドリルキーを買ってきて穴開けしました。この柱に普通の蝶番で扉を止め付けることにしました。そして蝶番の取り付け穴もこのドリルで開け、やっと取り付け完了。夕方までかかりました。写真は何も撮りませんでした。

 15日にさいたま市でJWAの講習会があり、明日から出かけますので、明日のブログは休みます。

戸棚作成