椅子の作成(その7)

 座板の板接ぎを開始しました。座板は幅450、長さも450ミリなので3枚を幅接ぎします。欠点部分をカットし、長さを460ミリに揃え、接ぎ合わせ部分を手押しカンナで削り終えたのが左の写真です。接ぎの方法は雇さね接ぎとします。雇さね接ぎというのは接ぐ部分に溝を掘り、さね板を差し込んで接着する方法です。座板の厚みは20ミリ、溝幅は6ミリ、深さ10ミリとし、さねの厚みは6ミリ弱、幅は18ミリとしました。溝掘りはテーブルソーにダドブレードを取り付けて掘りました。ただし座板の前側木口にさねが見えるのは良くないので、前端10ミリくらいは溝を掘りたくないので、前端に近い部分はトリマーテーブルに6ミリビットを付けて掘りました。接着まで出来たのは1枚です(右写真)。

戸棚作成