椅子の作成(その11)

 今日は後脚と前脚にほぞ穴を開けました。左の写真は後脚の側面に幕板用のほぞを掘っているところです。後脚のこの部分は10センチ程度直線になっているので、角鑿盤の材料を押さえる板との間に3ミリの合板を入れると後脚を固定できます。この椅子1個には計22個のほぞ穴があります。5個では110個になります。角鑿盤が無ければ無理ですね。この角鑿盤はプロ向けの機械ですので、古いとはいえ、動きは正確で、しかも剛性が高いですから、プレス中に機械がひずむような気配は全くありません。今日は18個のほぞ穴を掘りました。5個分ですから90個になります。

戸棚作成