金杯型の杯を挽いてみる

 先週挽いた250ミリの器は縁の内側のざらつきが取れなかったのですが、テックさんのアドバイスに従い、旋盤をロックし、ざらつき部分を集中的にペーパーがけをしてみました。完璧ではないのですがざらつきがある程度取れたので、リングチャックで押さえ、お尻の処理をしました。小生はまだまだ旋盤は未熟ですが、この様なざらつきが取れなかったことは最近はありませんでした。材料によってこの様な事が起きるのですかね。写真中央の杯は今日挽いたものです。欅材から3個の器を切り抜き、残った端材から径100ミリの円盤が2個取れたので、これを使って金杯型の杯を挽いてみました。杯の内側の削り方が完璧でなく、サンディングしても今一の感じですね。

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コメント: 3
  • #1

    テックさん (月曜日, 08 9月 2014 18:57)

    杯の内側が完全に仕上がらないで完成させるとは?地球儀とか寄木の壺を作れる人のやることとは思えません。杯の上側は一番見えやすいところで、完璧に仕上げる必要があります。刃物はガウジを使って、ベベルラビングで切っていますね。きれいに切れない場合は、太さの違うガウジに変えるのも手です。これでもざらつきが取れない場合は、シアーカットをします。これもシアーカット専用スクライパー、ガウジ、ネガティブレークスクレーパーなどでやってみて結果の良い方法を採用します。薄くて細い切りくずがでます。これだけやっても完全には取れませんが、最後はサンドペーパーをしっかりかければ、完全にきれいになるはずです。途中でやめないで下さい。

  • #2

    テックさん (月曜日, 08 9月 2014 19:02)

    http://techsan.web5.jp/Link189.html

  • #3

    ひねもす工房 (月曜日, 08 9月 2014 20:31)

     ご指導有難うございます。ネガティブレークスクレーパーなるもの、初めて聞きました。早急に試してみたいと思います。

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