茶筒の荒挽き

 昨日挽いた金杯型杯の内側をシアカットして少し手直ししてから、2個目の金杯型杯を挽きました。上左の写真は杯の外側を削り、サンディングを終えたところです。高台部分に厚さ0.5ミリくらいのプラスティックを巻き、さらにビニールテープを巻きました。チャックで掴んだ際にキズを付けないようにするためです。杯の上部に捨木を接着したのはフェースプレートをビスで取り付けるのでビスが本体に届かないようにするためです。上右の写真は左が昨日挽いたもの、右が今日挽いた杯です。今日の杯の方が形も仕上がりも少し改善されたようです。金杯型杯の後、桜材で茶筒の荒挽きをしました。桜は近所の廃校の桜の木です。綺麗な花を咲かせた桜です。4年程前に伐採、製材したものです。茶筒は先日、カリンの木で何個か作り、色々失敗もしているので、今回はその失敗を生かしていいものを作りたいと思っています。材料は2個分あります。下左の写真は茶筒本体を22ミリのフォスナービットで穴を開け、パーティングツールで穴を広げ、更にフォスナービットを深く入れようとしています。深さ85ミリまで穴を掘りました。カリンに比べ桜は柔らかいので穴開けも楽です。右の写真は本体と蓋部分です。蓋は22ミリのフォスナービットで穴を開けたあと、パーティングツールで径50ミリまで穴を広げ、60ミリのフォスナービットで穴を掘りました。これで数日間放置します。

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