桜茶筒の穴掘り

 今日も午前中は松の手入れをしました。午後は桜茶筒の穴掘りをしました。1週間ほど前に桜材で茶筒の荒挽きをしておきました。当初2個挽きましたが、残っていた短い材料も挽いたので3個となりました。変形具合をチェックしてみましたが、変化が見られないので今日内部の穴掘りをしました。左の写真は茶筒本体です。荒挽きで径50ミリの穴を掘っておいたので今日は径60ミリのフォスナービットで仕上げ掘りです。フォスナービットの刃をダイアモンドやすりで研磨してから使ったところだいぶ切れ味が良くなりました。蓋は60ミリのフォスナービットで荒挽きしておいたので、今日はパーティングツールで穴を径65ミリ程度に広げてから、スクレーパーの刃ではなく脇の角を使って66ミリまで広げました。蓋の穴は本体ときっちり合わせたいので、穴の奥まで一定の径に掘りたいのですが、適当な刃物がないのでスクレーパーの脇の角を使いました。軽くサンディングして穴掘りを完了としました(右写真)。

戸棚作成