坪掘りの練習

 今日は台風18号の影響で朝から雨がじゃぶじゃぶ降りました。本棚と食器棚に水ペーパーをかけ、2回目のニス塗りをしました。桜の茶筒などに3回目の拭き漆をしました。先週土曜日に欅の根っこの角材を十数個切り出しました。3個ほど旋盤で円柱状に挽いてみると木口割れが数センチ入っていました。なので茶筒などはとれそうもないことが解りました。10時頃からは風も強まり、11時過ぎに作業をやめ、帰宅しました。台風はだいぶ速度を速め、午後2時頃には雨がやみ晴れ間も見えてきましたので木工を再開しました。欅の根っこの円柱の1個を坪型に挽いて坪掘りの練習をしてみました。外形を先に挽いてから内側は茶筒と同じ要領で掘ってみました。22ミリのフォスナービットで深さ100ミリの穴を掘り、パーティングツールで穴径を50ミリくらいまで広げ、60ミリのフォスナービットで深さ80ミリまで掘り進めました。それ以上深く入れると壁が薄くなってしまうので、これより奥はボールガウジとラウンドスクレーパーで整形しました。私の道具と、技術では深さは100ミリくらいが限度ですね。白熱電球の光のせいか、写真がかなり赤くなっています。坪の周囲を3個の戸車で押さえています。戸車の傷が付かないようにプラスティックの薄板を巻き付け、それを黒いビニールテープで押さえています。入り口から20~50ミリくらいの部分は径を60ミリよりもっと広げる必要があります。明日の作業にします。

戸棚作成