帯鋸のブレード研磨装置完成

 ディスクを前後に動かすハンドルを旋盤で作り直して、握る部分を丸くしました(左写真)。右の写真は反対側から撮ったものです。側板の後方を15ミリ厚の板で蓋をしました。これで完成です。運転テストをする前に、しばらくディスクを回転させずに、動作チェックをしました。ストッパーの出具合とディスク先端からの距離を調整しました。ストッパーは鉄板製なので、ペンチで曲げて距離を調整できます。サンダーのスイッチを入れ、研磨テストをしてみました。刃の数で20枚以上研磨してみました。刃の顎の部分をルーペで覗くと研磨しようとした部分が一様に光っているので研磨できていると判断しました。更に色々とテストしてみた結果、いくつかの問題点も見えてきました。運転の振動のため、蝶ボルトが回転してディスクが下がってしまう事が起こりました。蝶ボルトにナットを2個付けて板を挟む必要があります。また刃を上げる際に、刃を上げるパーツの先端に刃の先端が引っかかり、刃が上がり過ぎてしまう事もありました。このパーツは少し改造する必要がありそうです。結論としてはもう少し改造、調整する事により実用になりそうです。

 明日は桐生で同窓会があり、出席しますので木工を休みます。

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