桜材の乾燥具合

 桜材の乾燥具合をチェックしてみました。今年8月8日に製材し、3日後の11日に桟積みしました。その際、4枚の板の大きさと重量を記録しておきました。今日この4枚の板の重量を測定しました。木材の水分率を測定する器具もあるようですが、我が工房にはありませんので、こんな方法で乾燥具合をチェックしてみました。測定の結果を下の表にしましましたが、意外に乾燥が進んでいました。8月11日から今日11月19日まで101日間で、当初の重量の30~33%の水分が抜け、比重も1.0前後から0.7前後まで落ちました。山桜の乾燥材は比重0.6くらいらしいので、製材から1年もたたずに使えるかも知れません。材の変形具合は桟積みの最上部の数枚が木表側がへこむ反りが比較的大きく、下の方の板は上の板の重みで押さえつけられ、変形が少ないようです。なので今回、波トタンの上にコンクリートブロックや丸太を載せおもりとしました(写真)。初めからやっておけば良かったと思っています。なお下の表には罫線が入っていません。初めての表作りで、操作が良く解りません。

サイズ

CM



容積

 L



8/11

重量

Kg


8/11

比重



11/19

重量

Kg

 

101日間の乾燥水分量 Kg

11/19

比重



180×21×3 11.3 10.2 0.90 7.0 3.2-  31.4% 0.62
180×25×3 13.2

13.6

1.03 9.0 4.6- 33.8% 0.68
180×29×4 20.7 20.0 0.97 13.5 6.5- 32.5% 0.65
180×30×4 21.7 23.0 1.06 16.0 7.0-
30.4%
0.74

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