姿見、どう作る?

 姿見の作成を依頼されました。鏡の上部に葡萄の彫刻を入れて欲しいとのこと。軽い気持ちで引き受けてしまいましたが、意外に難しい事が解りました。構造は額縁に鏡を入れ、その後ろにスポンジなどの緩衝材を置き、合板またはむく材の背板で支えるという方法を考えています。額縁の上辺には桂などの彫刻材を当て、その他の縁は桜材で作る予定です。しかし彫刻材は面積も広く、他の縁材との接合部をどのように作ればいいのか、良く解らない。頭の中で考えていても決まらないので、端材を使って接合部を作ってみました。写真左は裏側、右は表面です。表面の幅広の部分に彫刻をします。作ってみてようやく接合方法が決まりました。来週は鏡の注文など準備に入ります。

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