テーブル作成(その2)

 上左の写真はテーブル天板の裏に蟻溝を掘っているところです。最初に蟻溝の墨線より2ミリ内側にルーターで深さ11ミリのストレートの溝を掘ります。次に蟻溝の墨線に平行にフェンスをセットし、蟻ビットをトリマーに付けて、蟻溝を掘ります。蟻溝は入り口より最奥の幅を0.3%狭くします。実際には2ミリ狭くしました。蟻桟は蟻ビットをトリマーテーブルにセットして加工します。蟻桟用の定規を使い、前後で2ミリの差をつけました。上右の写真は蟻桟を蟻溝に手で押し込んだ状態です。これ以上は進みません。最後にハンマーで叩き込みます。下の写真は蟻桟に脚を差し込むほぞ穴を、角鑿盤で掘っているところです。

戸棚作成