テーブル作成(その4)

 貫に込み栓用の穴を掘り、込み栓を作ってパーツはほぼ揃いました。全パーツサンディング、面取りしてから蟻桟を蟻溝に叩き込みました。蟻溝の片方の端には蟻蓋を差し込み溝を塞ぎます(下左写真)。天板が縮んでも蓋が押し出されないように蓋と蟻桟の間に5ミリ程の隙間を作ります。脚と横桟は接着剤を使って組みました。貫を差し込み、込み栓を差し込みました(上左写真)。下右の写真は込み栓部分の拡大写真です。込み栓はテーパーを付けてあるので、強く押し込む事で、貫と横桟をしっかり繋ぎます。込み栓を抜き、脚と蟻桟のほぞ組部分のネジを抜けば脚と天板を分解出来るようにしました。床に降ろし、天板上部をサンディングして生地完成です(上右写真)。塗装は依頼者の希望により透明ニスを塗る予定です。

戸棚作成