姿見の試作(その6)

 ボール盤利用のスピンドルサンダーで姿見の脚を研磨しました(上左写真)。研磨速度は速いとは言えないが使い勝手はいいです。未だ改善の余地が色々あります。ロールは上下には動かさないので、サンドペーパーの未使用部分に材料を移動させるための台を工夫する必要がありそうです。ボール盤の回転速度はベルトの架け替えにより変化させられるので、色々試す必要もあります。集塵ホースをとりあえずボール盤の支柱に紐で取り付けていますが、これも改善したいと思っています。

 2本の支持棒を繋ぐ幅広横桟にねじれを見つけてしまいました。支持棒に横桟を差し込み作業台に寝かせると、片方の支持棒の先端が12ミリ程浮き上がります。充分に乾燥したと思われる欅材を使用したのですが、ねじれが出ました。これはまずいので横桟を取り換えることにしました。幅広で適当な材料が無かったので、板接ぎしました(上右写真)。接着後3時間ほどしてからほぞ加工をして、仮組してみました(下左写真)。片方のノブボルトがきつい。原因は支持棒に開けたノブボルトの穴が曲がっていました。ドリルで穴を広げて解決しました。

 下右の写真は幅広横桟に山葡萄のデザイン画を糊付けしたところです。幅が250ミリあり、ただの板では様にならない感じなので、彫刻をすることにしました。

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