姿見の試作(その11)

 姿見の背板は5.5ミリ厚のベニヤ板で作りました。上左の写真は補強のために背板の周囲と、内部に25ミリ幅ベニヤ板を貼っているところです。上右の写真は背板の要所に厚さ4ミリ、幅15ミリのスポンジを長さ50ミリにカットし、貼り付けたところです。鏡板のクッションです。5ミリ厚の鏡板の周囲は深さ8ミリの壁に囲まれています。背板をはめると3ミリの空間が出来ます。ここに4ミリ厚のスポンジを貼ったので、背板を額縁に固定するとスポンジは1ミリ圧縮された状態になります。額縁に鏡を入れ、背板をネジ止めしました。脚には4個のキャスターをネジ止めしました。支持棒に額縁を取り付けると生地完成です(左写真)。鏡の最下部は床から42センチ、最上部は147センチですので、鏡を床に対して垂直に立てると、慎重165センチの私の場合頭の上半分が写りません。勿論鏡を少し傾ければ全部写りますが。使用者の身長と目の高さを考慮して鏡の高さを決める必要がありそうです。

戸棚作成