つば付き深皿を挽く

 欅材でつば付きの深皿を挽きました。径300ミリ、高さ38ミリ。拭き漆で仕上げる予定なのでサンディングを念入りにやりました。左の写真に見えるチャックの固定部分は最後に削りましたが、器の径が300ミリなので、リングチャックやロングワースチャックが使えません。真空チャックもありませんので、径150ミリ程の円盤をチャックで掴み、布を被せ、ここに皿の内側を当て、テールストックで押しました。テールストックを直接当てると、器に穴を開けてしまうので、木片を介しました。これで何とか器の底部分の整形が出来ました。

戸棚作成