戸棚作り中断

 上の写真は板接ぎが済んだ棚板です。何故か割れが発生しました。右寄りの節の部分から十数センチに渡り、割れてしかも段差が出来てしまいました。節はあっても良いと思ってましたが、割れはまずいですね。材料に余裕が無かったので、栗を新たに購入するか、代替えの板で作るか、一旦作成を中断します。

 知り合いの方で、木彫をやっている人がおります。26ミリ厚の朴の木に彫刻をしたものを持って来ました。鏡を入れたいので、鏡の部分をくり抜き、模様の外形線をカットして欲しいとのこと。鏡を入れる部分は段差カットする必要があるので、先ず表から鏡の境界線部分にたくさんの穴を開け、裏からこれを目安にトリマーで幅10ミリ、深さ10ミリの溝を掘りました。次に表から、糸鋸で楕円形に切り抜きました。花模様などの外形線のカットは半分ほど終わりました(左写真)。板厚が26ミリあるので糸鋸作業もなかなか進みません。

戸棚作成