戸棚作成(カンザシ整形、扉取り付け)

 扉のカンザシを整形しました。先ず大きくはみ出したカンザシを帯鋸で大雑把にカットします。次に作業台に固定し、手鉋で整形します。カンザシに対し順目の方向に鉋がけします。カンザシに対して順目でも框に対して逆目になる場合があるので、鉋を良く研いで裏刃を調整しておく必要があります。鉋の尻部分を框に平らにしっかり付けて削ります。

 扉を蝶番で本体に取り付けました。取り付け工程の写真を撮り忘れました。先ずは扉に蝶番を付けます。蝶番の軸部分の厚みが4ミリなので、トリマーで框に深さ2ミリ弱の溝を掘ります。掘り残し部分は彫刻刀で始末します。ここに蝶番をネジ止めします。次に本体を横倒しし、扉を置き、蝶番位置をマークし、トリマー、彫刻刀で溝を掘ります。トリマーのベースが側板に当たり、溝は3分の2程度しかほれませんので、あとは彫刻刀で掘ります。そして扉を当ててネジ止めします。次に抽斗を、出し入れがスムーズに出来るように調整しました。

戸棚作成