抽斗の補強

 戸棚は完成したつもりですが、抽斗の前板と箱板の接合部の補強を忘れていました。依頼者に来週届ける予定だったので間に合いました。接合部の箱板に下穴を開け、コーススレッドを打ちこみ、6ミリの丸棒で埋め木しました(写真)。

 今日はその他、火鉢の図面を書くために現物の構造を調べました。欅材を節約するためか、または軽く仕上げるためか、欅材は薄い板を使い、抽斗を収める部分などは複雑な作りになっています。側板や前板の厚みは10ミリでした。抽斗の前板も15ミリ、箱板は杉板で厚みは8ミリです。私としては各部もっと厚く作るつもりですが、重くなってしまいますね。

戸棚作成