飾棚の作成(その12)

 扉の角からはみ出したカンザシを帯鋸と鉋で削り、扉を本体に合わせて鉋で調整しました。次に扉の框と縦横の桟をトリマーで面取りするのですが、桟は幅が15ミリと狭く、トリマーがふらついてしまうので、上左の写真のように板を加工して、トリマーのベースをこの板と交換しました。板の取り付けを180度間違えたので少しやりにくかったが面取り(ぼうず)しました(上右写真)。下左の写真は扉を蝶番で取り付けたところです。この後扉を外し、ガラスを押さえる枠を作りました。框に溝を掘ってガラスを入れてしまうと、万一ガラスを割った時、扉を作り直す必要がありますが、枠で押さえる方法なら、ガラス交換が可能です。枠は幅14ミリ、厚さ8ミリの角材を準備し、現物合わせで、留め切り加工をして、扉に嵌めた状態で接着しました。框のコーナーと枠の間にマスキングテープを貼り、枠が框に接着されないようにしておきました。

戸棚作成