下駄箱作り(その13)

 棚板、仕切り板の板接ぎを開始しました。先ず部材の木端を手押し鉋にかけて平らに削ります。次に木端に6ミリ幅の溝を掘るのですが、今回は枚数が多いのでトリマーテーブルで掘りました(左写真)。フェザークランプで材料をフェンスに押しつけています。溝の深さは8ミリですので4ミリずつ2回に分けて掘りました。ビットの高さを調整していたところ、突然調整不能になりました。高さ調整は右の写真に示したノブボルトを緩めて行いますが、ボルト先端部の5ミリくらいの所が摩耗し、締め付けることが出来なくなっていました。このトリマーは9年程前に購入したもので、いよいよ寿命となったのでしょう。でも部品を交換すれば未だ使えるかも知れませんね。ボルト類の入った箱を調べると、幸いにも6×40の蝶ボルトがありました。とりあえずこれでしのぐことが出来ました。部材22枚の溝掘りが完了したので、今日は棚板2枚の板接ぎをしました。クランプが沢山あればもっと板接ぎ出来るのですが、2枚ずつやるしかありません。年末につき、明日からしばらくの間、木工を休みます。皆さんどうぞ良いお年をお迎え下さい。

戸棚作成