下駄箱作り(その22)

午前中、町おこし地域協力隊員が見えました。今日は木組みの箱を組み立てるのですが、板幅が52ミリあるので、既存の留切り用の治具が使えません。そこで新たに治具を作りました(上左の写真)。角材を直角2等辺3角形に組み、合板にねじ止めしました。この治具を使って留切り加工し、トリマーテーブルで溝を掘り、底板を入れて接着しました(上右写真)。午後は下駄箱の側板、底板、仕切り板をサンディングし、棚板の位置を墨付けし、幕板をほぞ加工してから底板の前側木端に接着しました。幕板と言ってもこの下駄箱には台がつくので幅は40ミリです。厚みは15ミリですが幕板に角材を添わせてクランプしているので写真では厚く見えています。この角材は中央を厚くし、端に行くに従い薄く作りました。接着して1時間程してから端の方で少しずれているのが解り、やり直しました。水をつけながら悪戦苦闘し、やっと外しました。30分くらいかかりました。端に木片をねじ止めし(下の写真)、同じ失敗をしないように対策しました。

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