下駄箱作り(その40)

 鏡板を框の内寸に20ミリ加えた寸法にカットしました。幅はテーブルソーでカットしましたが、長さカットは板が大きいのでテーブルソーでは切れません、治具を使って丸鋸でカットしました。板接ぎの目違いを鉋で削りとってから、4辺の段欠きをしました。框の溝は9.5ミリ程度に上がっているので、13.5~14ミリの鏡板の4辺を4.5ミリ程切り取ります。鏡板は多少波うちしているので、フェンスやテーブル面に押しつける必要があります。泥縄式ですが急遽、フェンスに板を取り付け、この板にフェザークランプををねじ止めしました(上左写真)。フェザークランプで板をテーブル面に押さえつけながら鏡板に鋸目を入れました(上右写真)。次にフェザークランプをテーブル面に角材で固定し、鏡板をフェンスに沿って動かし、幅30ミリの段欠きをしました。木工の先輩の人たちはフェザークランプにネオジ磁石を取り付けてテーブル面に固定しているのを思い出しました。

戸棚作成