犬の檻を改造

 近所の方から、部屋に置く犬の檻の奥行を詰めて、部屋の外の濡れ縁の上に置けるように改造して欲しいと言われました。左の写真が元の状態で、右の写真は奥行を13センチ詰め、プラスティックのトレイも奥行をカットして檻の中に置いた状態です。元の檻はネジが緩み、大変不安定な状態でした。四隅のネジを六角レンチで締めると四隅の径6ミリの鉄棒が回転し、下部の枠に取り付けた鬼めナットに食い込み、締めるに従い、格子がたわむ状態になり、強く締めることは出来ません。これは多分、鉄棒を通すパイプか何かあったのに、組立の際入れ忘れたものと思われます。そこで出入り口の扉側(写真では奥側)の両サイドには欅の角材に溝を掘り、鉄棒を囲むように置きました。手前側では鬼目ナットが枠材から取れてしまい、修復不可能な状態なので、鉄棒の代わりに長ねじを入れ、枠の上下をナットで押さえて格子に影響が出ないようにしました。意外に手間がかかりました。

戸棚作成