一輪挿し作り

 一輪挿しを作りました。先ずは水を入れる部分です。JWAの伊藤さんのやり方を真似てステンレスのパイプで作ることにしました。上左の写真のようにステンのパイプを丸棒に被せ上部に丸くカットしたステンの板を入れ、半田付けする部分にステン用フィックスを塗りました。ヤニ入りの糸半田を使いましたが、ヤニが邪魔するかもしれないので、上右写真のように半田を溶かしてティッシュペーパーの上に落とし、ヤニを取りました。下左写真は半田付け終わったところですが、水を入れると見事に漏れました。よく見ると写真の左の方に半田が流れていない部分があり、ここから漏れました。その部分にもう一度フィックスを塗り、鏝を当てました。今度は漏れなしです(右写真)。

 本体は夏椿です。我が家の庭に二十数年植えてあったもので、樹齢は三十数年になるのに根元近くの幹で径80ミリ程度しかありません。旋盤に取り付け、パイプを入れる穴を掘りました。パイプの外径は25ミリ。近くのHCに25ミリのドリルキーを買いに行きましたが25ミリのキーがありません。やむを得ず、20ミリの穴を開け(左写真)、スキューで広げました。旋盤から下ろし、サンディングしましたが、皮が完璧には取れませんでした(右写真)。この後ウレタンニスを塗りました。

戸棚作成