砂時計(その4)

 砂時計の円盤を3本の支柱で支えるのですが、支柱は単純な丸棒で良いとのことですので、計6ミリの丸棒を大量に作ることになります。小生の旋盤技術では丸棒を旋盤で削るとかなり時間がかかりそうなので、楽な作り方をネットで探してみると、多くの人がやっておりました。その中から、テーブルソーで丸棒を作るアイデアを拝借しました。上左の写真の様に欅の厚板をバンドソーのブレードの上にまたいで置き、クランプでフェンスに固定しました。ブレードの横に径6ミリの穴を開け、ここを角材を回転させながら通過させると丸棒になります。後方に出た丸棒が長くなると振れが激しくなるので、トンネルを設置しました。これは小生のアイディアです。角材は7.5ミリ角でやってみました。この寸法にしますと電ドルに銜えることが出来ます。角材の先端はディスクサンダーでとがらせておきます。やってみると能率よく丸棒が出来るのですが、径がやや不安定で、最大径は6ミリですが5.7ミリくらいを合格基準にすると不良品が2割ほどでました。後日、改良の検討をすることにして、取り敢えずは材料を多めに投入し、間に合わせることにしました。

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コメント: 2
  • #1

    つねさん (火曜日, 20 6月 2017 18:23)

    窮すれば通ずる、研究熱心な賜物ですね。
    頑張って下さい。

  • #2

    ひねもす工房 (火曜日, 20 6月 2017 20:40)

    コメント有難うございました。穴のそばに鉋刃を置く人、鋸刃を置く人、トリマーの刃を回転させる人、いろいろやってますね。共通点は角材を電ドルで回転させていることでした。

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