砂時計(その5)

 支柱の長さを決めて丸棒をカットするのですが、30個のガラス部分は長さにバラつきがあると思うので、上左の写真の様に 冶具を作って調べてみました。円盤とガラス部を組み、円盤の間隔をチェックしてみました。79ミリから84ミリまでバラついていました。砂がたまる部分にはあまり差がないのですが、上下の突起部分の太さに差があり、円盤に開けた径6ミリの穴に入る深さが異なり、これが影響しているようです。穴の径を1個ずつ変えるのも大変なので、支柱の長さを変えることにしました。30個のガラスパーツをこの冶具で測定し、1ミリ刻みで分類しました。支柱の長さを1ミリ刻みで6種類用意しガラス部と組み合わせました。接着に際し、上右写真のような冶具を準備し、接着剤が硬化するまで固定できるようにしました。この冶具には8個の時計をセットできます。

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コメント: 2
  • #1

    前田 (木曜日, 22 6月 2017 10:24)

    例のお店の発注ですか。シンプルではありますがなかなか手間もかかったぶんいいものができましたね。店にあれば完売でしょう。

  • #2

    ひねもす工房 (木曜日, 22 6月 2017 18:19)

    コメント有難うございます。例のお店から注文頂きました。このようなデザインは自分では思い浮かびません。製作中にある方から1個譲ってくださいと言われました。余分には作っていないのでお断りしました。

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