寄木サッカーボールの架台作り

 以前作った寄木のサッカーボールを知り合いの方から譲って欲しいと言われました。ボールを支える架台も欲しいというので、寄木の蓋付き器作りを中断し、架台を作ることにしました。架台は3本の棒を束ねて、開いたような形のシンプルなものがいいととのこと。ところがこれが意外に難しいことが分かりました。結局上左の写真に示す、ハブのようなものを作りました。この溝に上下3本ずつの角材を差し込み開いた形に作ることにしました。旋盤で径60ミリ、高さ110ミリの円筒を挽き、この円筒にルーターで溝を掘るための冶具を作りました(上右写真)。何とも大袈裟な冶具になりました。左の写真は冶具に円筒をセットしルーターで溝を掘ったところです。幅15ミリの溝を掘りたいのですが、15ミリのビットの手持ちがなく、12ミリのビットを使いました。そのため、ルーターのベースの直径は180ミリですが、フェンスの間隔を183ミリにしました。こうすると15ミリの溝が掘れます。

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