郵便受け作り

 8年程前に作った我が家の郵便受けがだいぶ傷んできました。木材の特性を十分考慮していなかったので、傷むべくして傷んだと言えます。檜の厚板(100ミリ厚)を頂いていたのでこれを使うことにしました。幅200ミリ程の檜を挽き割していたところ、帯鋸の切れ味がだいぶ悪くなっており、その内にブレーカーが落ち、機械が止まりました。帯鋸が2馬力、集塵機も2馬力、この他に照明にも電力を使いますので、工房の電力契約が30Aなのでブレーカーが落ちるのはやむを得ないでしょう。帯鋸のブレードを研磨することにしました。研磨装置を帯鋸にセットして動きをチェックしてみると、どうもディスクがうまく刃に当たらない。何と刃のピッチが以前のものと違っていました。以前のものは19ミリでしたが現在の物は22ミリでした。以前のブレードは半刃ステライド、現在の刃は全刃ステライドです。そのためにピッチが変わったのかどうか分かりません。ディスクは上下に調節出来るようになっているので何とか調整し、研磨しました。研磨後は切れ味が回復し、短時間でカット出来る様になり、ブレーカーが落ちることもなくなりました。郵便受けの設計図はまだ出来ていませんが、取り敢えず20ミリ前後の厚みの板と64ミリの角材を挽いてみました。

 

 

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