茶筒作り(その2)

 本体に径20ミリの穴を開けてから穴を広げました(左写真)。深さは85ミリです。私の技術ではこのくらいの深さが限界です。次に蓋を差し込む部分を削りました。蓋と本体の重なり部分は25ミリです。テーパーを付けて削りました。蓋を差し込み、具合を見ながら削りました。だいぶ時間がかかりました。蓋を差し込み、残り1ミリ程度の所からきつくなりますが、どこがきついのか解らず、取り敢えずここまでとしました。次に蓋と本体を合体させて外側を削りました。予定の直径より0.5ミリ程度太い状態で止め、サンディングしました(右写真)。最初の粗いペーパーは角材に巻き付け、均等な円筒になるようにサンディングしました。この後蓋の掴み代を切り落とし、蓋の上部をサンディングしました。本体の掴み代も切り落としました。

 次は中蓋作りです。最初に本体に差し込む部分を削り、次に摘み部分を削るのですが、掴み代がないので、蓋を押し込むソケットを作りました(左写真)。ソケットで支えて中蓋の上部を削り、サンディングしました(右写真)。

 中蓋の余分な部分を切り落としました。本体の底下部分はパーティングツールで切り落としただけですので表面がかなり荒れています。そこで本体と蓋を合体した状態で、蓋にまな板チャックをはめて、チャックで掴み、本体の底をサンディングしました。これで生地完成です(左写真)。削る順序を変えたので、蓋を回転しても本体と段差が出来ることは無くなりました。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    つねさん (木曜日, 19 10月 2017 18:27)

    やってますね。けやきの茶筒作り、大変参考になりますのでコピーしました。
    我が家の茶筒は、ターニング・ビギナーの時に「さくら」で作った物。
    無塗装にしたので、手垢でピカピカ?。そろそろ作り直しをしようと思っていたところ。
    11月から暇になりますので、ひねもす流でチャレンジしようと思います。
    乞う ご指導。

  • #2

    ひねもす工房 (木曜日, 19 10月 2017 19:59)

    コメントありがとうございました。私には茶筒作りは難しいです。今回もいくつかの反省点が見つかりました。忘れない内にあと2~3個作ってみようかと思っています。

戸棚作成