真空チャックを使って器を挽く

 真空チャックにはまだ多少の空気漏れがありますが、実際に使ってみることにしました。欅材で径約20センチの器を挽いたところ大きな節穴が出てきました。エポキシ接着剤に木屑を混ぜて塗り、2時間程放置してから接着剤を削り、サンディングしました(左写真)。器を付けたままチャックを主軸から外し、バキュームチャックを主軸に付け、器とチャックをテールストックで押し、芯が合うように調整しました。

 真空ポンプを回し、器からチャックを外し、旋盤を回しました(左写真)。この時バキュームゲージは0.077MPAを指しました。バキュームチャックの内径は約8センチですので、計算では約40Kgf弱の空気圧で押されていることになります。器の高台部分を刃物で削りサンディングしました。真空チャックは今回は問題なく使えました。

 

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