寄木のコブレット(その2)

 寄木の接着が完了したので、削り始めました(上左写真)。材料の長さは42センチで、13~14センチのコブレットを3個作ることにしました。チャックの掴み代を1個だけで済ませるために、写真の様にスリーポイントステディーを使いました。カップの穴を掘る前に径20ミリのドリルで穴を開けました。後はもちろんスピンドルガウジを使用し、最後はラウンドスクレーパーで内側の削りを終わり、サンディングしました。くびれ部分に算盤玉のような出っ張りを作ったので、だいぶ時間がかかりました。スピンドルガウジの使用に全く不安感がなくなりました。コブレットを切り落とす前に、サンディングシーラーとクリアラッカーで仕上げしました(上右写真)。左の写真は完成品です。

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