試作品完成

 脚に接着剤を付け、組み立てました。座板をカット、面取り、サンディングしてから脚に載せて接着しました。座板に径5ミリの穴を8個開け、径5ミリの丸棒を差し込み、接着しました(左写真)。暫く時間をおいてから、座面から飛び出した丸棒をカットし、サンディングして生地完成です(右写真)。この作業は7日(日曜日)に済ませ、8日の旅行の途中で依頼者に見てもらいました。その結果脚、幕板の太さ、高さなどを小さく変更することになりました。試作して良かったです。

 スツールの本番作業を開始しました。先ずは座板を手押し、帯鋸、自動鉋で厚みを15ミリに整え、3枚接ぎするためにテーブルソーで木端に幅6ミリ、深さ6.5ミリの溝を掘りました(左写真)。雇いさねが木口から見えないように溝を途中で止めます。そのため溝の端の方が円弧状に残るので、ここをトリマーで掘り足しました(右写真)。座板1個を接いでから、脚の作成にかかりました。スツール6個分で24本です。試作品は40ミリ×40ミリで作りましたが、本番は30ミリ×30ミリに変更になりました。削り完了までもう少しです。

戸棚作成