茶托作り(その2)

茶托試作品の上側を削ってから、真空チャックで保持し、下側を削り、サンディングしました(上左写真)。右写真は茶托上側です。試作の結果を踏まえて、本番に入りました。先ずは寄木で作った角材を径15ミリに削り、帯鋸で長さ12ミリにカットし、50個の寄木円柱を準備しました。茶托本体は8枚準備しました。予定の寸法は径120ミリ、高さ20ミリです。円盤の段階で径15ミリの穴を6個開けました。ただし貫通させてしまうと真空チャックで保持出来なくなるので、穴下部は5ミリ程残しました。ドリルの先端には錐が付いているので穴の底には径0.5ミリ程の穴が開いています。この程度の穴はバキュームチャックのゴムの幅の中に納まるので多分問題ないと思われます。また穴が全くない状態では寄木の円柱を接着する時空気の逃げ場が無くなり、円柱を押し込めなくなるので、小さい穴は必要です。エポキシ接着剤で寄木の円盤を接着しました(下写真)。

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コメント: 2
  • #1

    つねさん (日曜日, 11 11月 2018 18:02)

    随分考えながら手の込んだ茶托作りですね。
    これで賞味するお茶は、煎茶でも玉露の味わい間違いなし。
    JWA HPへのUPを期待しています。

  • #2

    ひねもす工房 (日曜日, 11 11月 2018 21:04)

    コメントありがとうございます。ただの茶托に比べて2倍、3倍の手間がかかりそうですが、それに見合う出来栄えは期待できそうにないですね。デザインの問題ですかね?

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