キーボックス作り(その2)

 欅パーツの長さ方向を所定の寸法にカットしてから、框材の両端を45度にカットしました。次にテーブルソーにダドブレードをセットし、框材に鏡板を入れる溝を掘りました。ダドブレードをセットしたところで、天板、側板、底板に背板を差し込む溝を掘りました。天板と側板は溝を板の途中で止めるので、後でトリマーで掘り足しする必要があります。鏡板は厚さ12ミリに削りました。6ミリ幅の溝に差し込むため、裏から2ミリ、表から4ミリ段欠きします。段欠きはテーブルソーでやりますが、ブレードの厚みが2.4ミリ程ありますので、テーブルソーのフェンスの横に20ミリ厚の杉板を置き、この板にブレードを2ミリ程度沈み込ませて鏡板の2ミリの段欠きをしました(上左写真)。この後、表側の4ミリの段差部分をトリマーテーブルで45度のスロープに加工しました。この他框の内側上部の角を瓢箪面に面取り加工しました。上右の写真はほぼ加工が終わった欅のパーツです。下右の写真は楓の扉を接着したところです。

戸棚作成