飾り棚作り(その2)

 飾り棚の天板作りに入りました。天板の幅は425ミリ、厚さ30ミリを予定しているので、2枚接ぎになります。厚さ45ミリ程の欅材を削って作ることにしました。酷く反っていてねじれもあるので平らに削る必要があります。幅が24センチあるので、最大幅20センチの手押し鉋にはかけられません。一面を電気鉋で平らにする方法もあるのですが、今回は上左写真の様に2本の角材を厚板にねじ止めして、角材を下にして自動鉋で削ることにしました。角材が板に接する面を板に添うように大まかに削り、角材を厚板に載せ、作業台からの高さが一定になるように角材の上の辺をカットしてからねじ止めしました。角材を下にして自動鉋で削るとほぼ平らに削ることが出来ました(上右写真)。帯鋸で厚さ33ミリにカットしてから自動鉋で30ミリに仕上げました。もう1枚の幅20センチの板は手押し鉋で1面を平らに削ってから自動鉋で30ミリ厚に仕上げました。下の写真は額縁の角の溝にカンザシを入れ、接着しているところです。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    つねさん (火曜日, 12 2月 2019 17:55)

    頭が良いねぇ~。平らな角材を留め自動カンナへ。当方も随分苦労したが、ここまで頭が回らなった。もっと早く教えて貰いたかった! 頑張って!

  • #2

    ひねもす工房 (火曜日, 12 2月 2019 20:12)

    コメントありがとうございます。大きさが削る板と同じくらいの平らな厚板(捨て板)があるともっと簡単ですね。平らな厚板の上に削る板を載せ、数か所の隙間にくさび型の木片をあてがい、何箇所かを捨て板の方からねじ止めすると自動鉋にかけられますね。

戸棚作成