飾り棚作り(その11)

 天板の取り付けに入りました。天板裏に蟻溝の墨付けをし、ルーターで大まかに溝を掘ってから、トリマーに蟻ビットを付け、蟻溝を掘ります。蟻桟を差し込む入口に対し、先端は1ミリ程狭い溝にします。次に蟻桟をトリマーテーブルで削りますが、テーパー付き冶具を使って桟も1ミリのテーパーを付けます。行きどまりの手前5センチくらいまで手で押し込める程度まで削ります。天板端をトリマーで面取りしてから蟻桟をハンマーで叩き込みました(左写真)。夢中で作業をしていたので途中工程の写真を撮り忘れました。本体に取り付けると具合よく納まりました(下写真)。天板の固定は幕板からビスを打ち込む予定です。

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コメント: 2
  • #1

    MU工房 (金曜日, 22 2月 2019 09:30)

    相変わらず素晴らしい出来上がりですね。
    トリマーでテーパー付けるの難しそう。

  • #2

    ひねもす工房 (金曜日, 22 2月 2019 18:58)

    蟻桟加工は緊張しますね。削り過ぎると直しがきかないので少しずつ、少しずつ削るしかありません。蟻桟材料に余裕があれば、所定の長さの1.5倍くらいの長さの材料を準備し、削り過ぎたら先の方をカットする方法がいいかも知れないですね。

戸棚作成