眼科医院のいろいろ

 小生、二十数年前に右目の網膜剝離手術を受けました。2年半くらい前に左の眼の白内障の手術を受けました。そして今回、右目の白内障と黄斑前幕の手術を受けました。全部違う眼科医院での手術です。その他に診察、治療を受けた眼科医院もあるので、数軒の眼科医院を経験しました。当然ですが、いろいろな病院がありました。大概の病院は受付してもらってからの待ち時間が一時間前後あり、診察、治療を含めると2時間以上もかかってしまいます。パソコンで病院のホームページにアクセスして予約出来、時間を見計らって通院し、あまり待つことなく診察してもらえる病院もありました。今回手術を受けた病院は時間的な面は大変工夫している感じです。医師は1名らしいですが、スタッフは25名程おります。週に2日、手術日があり、手術はほとんどが白内障手術でその他硝子体手術が10%前後です。手術日は半日で18人から20人の患者をこなします。小生が知っている他の病院では、白内障手術でも1日に4~5人しか手術しません。現在、白内障手術を受ける人は大変多く、半年以上待たされる病院が多いようですがこの病院は1~2か月待ちでやってもらえるそうです。私が手術を受けた時は、午後2時半から手術が始まり、4時半までに18人の白内障手術を終えていました。先生の持ち時間は1人当たり6分だそうです。準備や後始末は他のスタッフがやります。私は19番目の患者で、硝子体手術もあったので、30分程はかかりました。昨年1年間の手術実績は約1500件だそうです。私の場合、術後1週間は毎日通院となりました。この間の診察は手術を受けた人は優先的に見てもらえるので、受付を済ますと数分で検査などが始まります。検査後、散瞳(瞳を開くこと)の目薬を差します。これは20分ほど待たないと散瞳しませんので、これを待って医師の診察になりますが、診察時間は1~2分で終わります。機械を使って眼底を見て、更に虫眼鏡のようなもので目の中を覗いて終わりです。この後先生は隣の診察室に写り、次の患者の診察をします。2つの部屋を交互に移動して、効率を上げているようです。後は別のスタッフが眼帯を付けたりして完了。支払いまでの時間も短く、病院に入って、出るまでの時間は35分程度です。今日の診察は優先期間が終わったので、1時間以上の時間を覚悟していましたが、45分で済みました。私には各病院の技術的な面の優劣を付けることは出来ません。また医師の診察時間が大変短いのが、何か悪い影響があるかどうかもわかりません。しかし、このスピーディーな診療方法は画期的なことだと思えました。長文にお付き合いしていただき、有難うございました。

 

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コメント: 2
  • #1

    つねさん (月曜日, 16 12月 2019 21:00)

    眼医者は大混雑と長時間待たされるのが普通。貴殿はVIP待遇で幸せ。
    当方は3ケ月に1度通院ですが、出てから帰る迄2~3時間は当たり前。庶民はつらい。

  • #2

    ひねもす工房 (月曜日, 16 12月 2019 22:14)

    コメントありがとうございます。今日は2時間程かかってしまいました。原因は患者数が多かったのと、診察に時間のかかる人が多かったためのようです。次回の待ち時間がどうなるか、気になるところです。

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