2014年

7月

31日

蓋付き菓子器の作成(その3)

 昨日取っ手を接着しておいた2個目の菓子器です。蓋の径が少し大きいと思われたので半径で3ミリ程削ろうとして、バイトの選択を間違え、失敗しました。スクレーパーで削ったところ、縁の厚みが3ミリ程度だったので、縁がキズだらけになり、おしゃかになりました。今日は暑くて作り直しの気分にもなれず、作業をやめにしました。

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2014年

7月

30日

蓋付き菓子器の作成(その2)

 左の写真は昨日取っ手を接着しておいた菓子器で、今日生地完成したものです。蓋と本体のカーブを合わせたり、蓋の納まり具合を調整したりするのに結構時間がかかるものですね。右の写真は今日取っ手の接着まで済んだ2個目の菓子器です。1個目と少しデザインを変えています。

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2014年

7月

29日

蓋付き菓子器の作成

 蓋付き菓子器を作り始めました。欅材で5~6個分の材料を準備しました。蓋は取っ手のパドックを接着したところです。この欅材は目は詰まっていますが、削ってみると柔らかく、研磨しても艶はあまり出ません。欅材にも色々あるのですね。

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2014年

7月

28日

サイクロン作り

 今日は栃木の木工仲間のサイクロン作りを手伝いました。シリンダーのはんだ付け、内筒(写真の右端)のカットとはんだ付け、コーン下の円筒の作成、シリンダーとコーンの接続、コーンと下部円筒の接続、整流板(左のドーナツ型)のカットなどをやりました。シリンダーとコーンの接続には6本の3ミリボルトでとめてからはんだ付けしました。次回はインレットとシリンダーの接続、整流板の取り付けなどを予定しています。

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2014年

7月

26日

手芸用糸立ての作成

 手芸用糸立てを作るよう、妻に頼まれました。パッチワークなどの手芸をする時、糸立てがあると便利らしいです。妻の友人から頼まれたようです。円盤の直径は約130ミリ、高さは約120ミリです。糸を立てる棒は径5ミリの竹の丸棒です。写真は接着が完了したところで、この後ニスを塗りました。

 昨日作った拭き漆用ジグを今日使ってみました。思っていた程使い勝手が良くなかったです。器を止めるストッパーは6ミリの合板を5ミリ程の高さに作りましたが、もう少し高い方がよさそうなので、後で改良します。

 今日は我が工房内も気温が33度まで上がりました。幸い風がかなり吹き込んでいたので助かりました。

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2014年

7月

25日

拭き漆用ジグの作成

 拭き漆をする時、漆を塗った器などを左手で持ち、右手に持った拭き紙で漆を拭き取っています。この時左手がかなりしんどいので、左の写真のジグをつくりました。このV字の部分に拭き紙を置き、この上に器を置いて器の上部を左手で支えるようにする(右写真)と楽そうです。未だ試していません。明日これで拭き漆してみます。

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2014年

7月

24日

欅材で器

  左の写真は7月中旬に1回目の拭き漆をし、昨日7回目の拭き漆したもので、これで完了としました。同じ欅材から切り出した器材料2点が残っていたので、今日器を挽きました(中央と右の写真)。ワイングラスなどと一緒に1回目拭き漆しました。

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2014年

7月

23日

カップ型器の作成(その2)

 カップ型器の下部(台座?)を削っています。台座部分は肉厚を約10ミリまで削り、テールストックで押している部分は次第に細く削り、サンディングし、最後に押している部分を切り取り、彫刻刀で削って完成です。カップ径は約190ミリです。塗装は桐油かな?

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2014年

7月

22日

カップ型器の作成

 左の写真は3年ほど前に伐採した栗の木を2年くらい前に荒挽きしておいたものです。中央の写真は外側を削り、サンディングしたところ、右の写真はカップの外側を3点で押さえ、内部を削りサンディングしたところです。明日下部を始末します。器の用途は未定、塗装も未定。木目がかなり荒いので漆をかけていいものかどうか迷っています。

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2014年

7月

21日

薪割り

 久しぶりに薪割りをしました。今度の冬用の薪はまだ足りません。原木はあるのですが、薪割り機械を持っているわけではないので、写真に写っている昔ながらの薪割り斧でやっています。なので体力的に3時間くらいが限度なので、ひと冬の薪を準備するのは結構大変です。節が多くて斧で割れない木は右の写真のようにして、帯鋸で切っています。

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2014年

7月

19日

今日もワイングラス挽きました。

 今日も桜材でワイングラスを挽いてみました。挽き終わって、グラスの最下部の掴み代を切り取る際に、最下部の縁を刃物に接触させ、少し欠けたので径を少し小さくしたので、バランスが悪くなりました。今日も失敗です。

 右の写真はスティールシティーのテーブルソーの電源減スイッチです。1週間程前にスイッチを入れてもモーターが回らなくなりました。分解してみると、接点が焼損していました。修理のしようが無いので、リブロスさんにスイッチを注文しました。昨日スイッチボックスの中のスイッチが届きましたので、早速スイッチを交換しました。テーブルソーは回るようになりました。やはりアマチュア向けの電動機はスイッチが壊れやすいですね。今までの数年間で、スイッチ故障は3度目となりました。最初はボール盤のスイッチが壊れ、市販品のスイッチを取り付けました。2度目は米国リョービ製のテーブルソーのスイッチが壊れました。この時は一般市販品の押しボタン式の動力電源スイッチを付けました。

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2014年

7月

18日

椅子完成しました

 椅子の塗装が乾いたので、座板を駒止し、脚下部にフェルトを貼って完成です。フェルトは床の傷防止のためです。塗装はニスを3回塗りました。本格的な椅子作りは初めてだったことや、材料の製材から始めたのでだいぶ日数もかかりました。その間帯鋸のブレードが切れたり、重い角鑿盤の購入と搬入など色々なことがありました。貴重な経験となりました。

 左の写真は今日挽いたワイングラスです。材料は桜です。綺麗な花を咲かせた桜です。我が家近くの廃校となった高校の土手にあった桜です。建材などに使用する山桜に比べ木目が荒々しいですね。デザインが今一でした。持ち手の部分が太すぎたようですね。

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2014年

7月

17日

菓子器の作成

 残りの3個目、4個目の器を挽きました。漆をかけた時、黒ずんだ部分が出ないようにするため、サンディングを手抜きせずしっかりやる必要がありますね。今まで、しっかりサンディングしたつもりでも漆をかけてから拭き残しがあることに気付いたことが何度もありました。裏側に高台を付けると確実に拭き残しが出来るので、高台は成るべく付けないようにしています。

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2014年

7月

16日

菓子器の作成

 昨日準備した4個の欅の菓子器の内、2個目の器を挽きました。後日拭き漆します。椅子に水ペーパーをかけ、3回目ニスを塗りました。

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2014年

7月

15日

菓子器の作成

 欅材でまた菓子器の作成を始めました。厚さ40ミリ弱の欅板から4個切り出し、1個は旋盤で挽き終わりました。昨日1回目の拭き漆した4個の菓子器は今日2回目の拭き漆をしました。

 6個の椅子は今日水ペーパーをかけ、2回目のニス塗りをしました。

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2014年

7月

14日

菓子器に拭き漆

 6月中旬に挽き上がっていたのですが、椅子の製作に入ってしまい、拭き漆せずに放置してあった4点の菓子器を今日拭き漆しました。漆をかける前に、高台の辺りを少し手直しし、もう一度サンディングを念入りにやってから拭き漆しました。この拭き漆でしばらく使っていた400g入りの生漆が使い終わりました。この生漆はわっぱといわれる木製の器に入れられて、和紙を生漆液面に触れる状態にしてあり、和紙を竹のベルト状のものでわっぱの内壁に押し付ける形になっていました。いつも使った後、同じ状態に戻して置いたつもりですが、空気を完全に遮断出来ていなかったようで、かなり無駄が出てしまいました。そこで今度は無駄が出にくいチューブ入りを買いました。チューブ入りは最大で200g入りでしたのでこれを買いました。

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2014年

7月

12日

椅子の作成(その19)

 座板を駒止し、塗装を開始しました。左の写真は椅子を逆さまにし、座板をクランプで後脚に押し付け、駒を座板にネジ止めしたところです。中央の写真は駒止めの部分です。駒の切り欠いた部分を幕板の溝に差し込みネジで座板に止め付けます。座板が収縮しても幕板と相対的にずれることが出来るようにしています。右の写真は透明ニスで塗装を開始したところです。座板は外して塗装しています。

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2014年

7月

11日

椅子の作成(その18)

 前後の脚を幕板と貫で接合する作業を開始しました。ほぞとほぞ穴に速乾性木工ボンドを塗り、ほぞ組し、クランプをかけしっかり圧力をかけ2時間ほど置きます。4つの脚が作業台にぴたりとついてくれればいいのですが、多少のガタつきがあるので、作業台にクランプで押し付けてみました。2時間後クランプを外してみるとガタつきは全く改善されていません。座板の固定によりガタつきが無くなるのを期待しましょう。今日は6個中5個の接合が済みました。

 

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2014年

7月

10日

椅子の作成(その17)

  今日も組み立て接着です。長いクランプは長ネジを使った手作りクランプが8個、市販のもの2個で計10個しかありませんので、一度に全部接着を進められません。接着剤は速乾性の木工ボンドを使っていますが、2時間ほどクランプで固定しておく必要がありますので、クランプが足りなくなります。手空きも発生します。今日夕方までに後脚部6個、前脚部4個接着が終わりました。明日は前後の脚を幕板と貫で接合出来るでしょう。手空き時間に、角鑿盤の電源用に200Vコンセントを取り付け、配線をすっきりさせました(右写真)。

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7月

09日

椅子の作成(その16)

 今日は面取り、駒止用の溝掘り、サンディング、接着などやりました。面取りは後脚はトリマーで、その他のパーツはトリマーテーブルでやりました。駒止用の溝は右の写真の幕板に黒っぽく、2個写っているもので、5ミリの深さに掘りました。座板を駒を使って幕板に止めるための溝です。左の写真はサンダーでサンディングしているところです。布を作業台にクランプでとめてその上にパーツを置いてサンダーをかけています。布を下に置くことにより、パーツが暴れず、またキズが付きにくくなります。中央の写真は後脚部の接着をしています。右の写真は前脚部の接着が済んだところです。

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2014年

7月

08日

椅子の作成(その15)

 今日は座板の整形、最後の仮組、ばらし、面取りなどをやりました。座板は先ず外形線を墨付け、帯鋸で荒断ちし鉋で整形(左写真)しました。右の写真は側貫、座板など全てを組み込んで最後の仮組をしたところです。この後全部ばらしてトリマーテーブルで面取りを開始しました。3ミリのぼうず面です。前脚と貫の面取りが終わりました。

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7月

07日

椅子の作成(その14)

 今日は後脚上部の整形、背板のカット、ほぞ加工、側貫の寸法決めとほぞ加工などの工程を済ませました。左の写真は後脚、前脚を組み、片側のみほぞ加工した側貫をあてがい、もう一方のほぞ加工する位置を墨付けしているところです。右の写真は側貫のほぞ加工が終わったところです。後脚のカーブしたところに差し込むので、ほぞ加工はテーブルソーだけでなく手鋸も使いました。

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2014年

7月

05日

椅子の作成(その13)

 今日は残ったほぞ加工、後脚の仮組、笠木(椅子最上部の横木)の整形をやりました。左の写真は笠木の上部のカーブを鉋で整形しているところです。笠木の上部は中央の写真で解るように板面に対して直角でないので、帯鋸の定盤を傾けてカーブ状に荒断ちしてから鉋で整形しました。右の写真は後脚に笠木、背貫などを差し込んだ状態です。差し込む際にほぞを鑿で若干修正しなければ差し込めないので、仮組はかなり手間がかかります。角鑿盤でほぞ穴を掘っていますので幅だけは正確です。ほぞ穴の長さや、ほぞ加工は予定通りには行かないので修正が必要になります。

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2014年

7月

04日

椅子の作成(その12)

 今日は残りのほぞ穴開けと、ほぞ加工をしました。左の写真は後脚の前側に幕板と貫用のほぞ穴を開けているところです。材料がカーブしているので、材料の下に後脚から切り取った部分を置いて固定し穴開けをしました。角鑿盤でほぞ穴を開けても角穴の隅に切り取れない分が残りますので、手鑿でさらう必要があります。110個の穴の隅を鑿でさらう作業は結構大変です。中央と右の写真はテーブルソーでほぞ加工をしているところです。刃の高さ、フェンスと刃の間隔を正確に調整する必要があります。刃高はハンドルを回して高さ調整が出来ますので、微妙な調整がしやすいですが、フェンスの調整は固定状態を解除して目盛りを見ながら左右に動かして調整する方法ですので、難しく、何度も試し切りが必要になります。

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2014年

7月

03日

椅子の作成(その11)

 今日は後脚と前脚にほぞ穴を開けました。左の写真は後脚の側面に幕板用のほぞを掘っているところです。後脚のこの部分は10センチ程度直線になっているので、角鑿盤の材料を押さえる板との間に3ミリの合板を入れると後脚を固定できます。この椅子1個には計22個のほぞ穴があります。5個では110個になります。角鑿盤が無ければ無理ですね。この角鑿盤はプロ向けの機械ですので、古いとはいえ、動きは正確で、しかも剛性が高いですから、プレス中に機械がひずむような気配は全くありません。今日は18個のほぞ穴を掘りました。5個分ですから90個になります。

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2014年

7月

02日

椅子の作成(その10)

 先行分の椅子1個を仮組しました(左写真)。座板の外形線を帯鋸で荒断ちし、鉋で仕上げました。笠木の上部にカーブを付けました。笠木と背貫にほぞ穴を開け、背板を取り付けました。側貫を現物合わせで墨付けし、ほぞ加工して、組み込みました。右の写真は5個の椅子の部材を寸法にカットしたものです。(座板、後脚、背板は別にあります)

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2014年

7月

01日

椅子の作成(その9)

 椅子1個分先行して仮組してみました。上左の写真は角鑿盤で後脚の側面にほぞ穴を開けているところです。材料を押さえる装置は平らな板と板で挟む構造なので、曲線からなる後脚はそのままでは押さえられません。そこで写真のようにカーブを持った2枚の補助板を準備しこれをあてがって押さえ、穴開けしました。貫や幕板、笠木のほぞはテーブルソーで加工しました。ほぞの厚みは9.5ミリですので、テーブルソーのフェンスを微妙に調整し、何度も試し切りを繰り返して、9.5ミリに仕上げました。中央の写真は天板と背板以外のパーツです。右の写真は仮組したところです。側貫と背板は仮組した状態で現物合わせで長さを決めます。仮組の状態でみると、貫の位置が高すぎると思われるので、他の5個分は貫を2~3センチ下げることにしました。

 

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戸棚作成