2014年

8月

30日

額縁の作成

 蕎麦打ち台と一緒に額縁を3個頼まれました。胡桃材で作ってみました。上左の写真はテーブルソーに留め切りジグをセットして縁材を45度にカットしています。この後テーブルソーで縁材の裏内側(ガラスなどをはめる部分)を切り欠き、表内側を瓢箪面取り。右の写真は接着済みの2個と接着中の1個です。

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2014年

8月

29日

蕎麦打ち台完成

 蕎麦打ち台が完成しました。しかしスムースに完成したわけではありませんでした。蟻桟のほぞを削る際は最終近くには削り過ぎを防ぐために、少し削ってはジグ(スペ―サー)を外し、溝に差し込み納まり具合を確認してまた削るということを何度も繰り返すことになります。この時スペ―サーを前後逆にセットして削ってしまいました。こうなるとテーパーが無くなり、溝に入れるとがたがたになり取り返しは付きません。蟻ほぞの部分を切り取ってしまえば同じ材料を使えますが、桟の厚みが減ってしまいます。止むを得ず、別の材料で作り直しました。やっと蟻桟が完成し、ハンマーでたたき込み、余分な部分を手鋸でカットし、鉋で整形しました。最後に台の上を丁寧にサンディングし、完成です。

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2014年

8月

28日

蟻溝、蟻桟の作成

 蕎麦打ち台の木口を若干丸鋸でカットし、角を丸くカットし、鉋で整形し、裏表の目違いをカンナで修正しました。次は蟻溝の作成です。先ず台の裏側に蟻溝を墨付けします。蟻桟の幅は44ミリです。蟻溝は断面が台形で、底辺の長さは40ミリ程度にします。片端の上辺を36ミリとし、もう一方の端の上辺はは33.5ミリとし、2.5ミリ、0.3%のテーパーをつけます。墨付けは正確にやる必要があるので、鉛筆でなく、彫刻刀の印刀を使いました。蟻溝は蟻ビットを使用して台形に掘るのですが、その前にルーターで荒彫りをします。蟻溝の墨線より2ミリ程内側を掘るようにフェンスをクランプでとめ、20ミリのストレートビットで深さ11ミリに荒彫りします(上左写真)。次にトリマーに蟻ビットを付け、フェンスを正確にセットし、蟻溝を掘ります(上右写真)。次に蟻桟の作成ですが、溝にテーパーが付いているので、蟻桟のほぞもテーパーを付けます。テーパーを付けるにはジグが必要になりますが、今までのジグは長さ60センチで今回のテーブル幅75センチの蟻桟には使えません。そこで長さ90センチのジグを急遽作りました。このジグはテーパーに削ったり、クランプをかけるほぞ穴を掘ったり、結構手間がかかります。上左写真の蟻桟の右側に取り付けたものがこのジグですが、手前側の幅を45ミリとし、向こう側の端を48ミリにけずりました。0.3%のテーパーにしてあります。このジグに蟻桟をクランプでとめて、トリマーテーブルで加工します。上右の写真は、蟻ほぞをあと0.3ミリ程度削れば溝に入る状況になったのですが、明日の作業となりました。

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2014年

8月

27日

蕎麦打ち台の作成

 親戚の方から蕎麦や麺を打つ時使用する台の作成を依頼されました。大きさは900×750とのこと。2×10の6F 1枚と2×12の6F 1枚を買ってきました。自動カンナで厚みを35ミリまで削り、節穴などをカットしました。4枚の板を、雇さね接ぎします。テーブルソーにダドブレードをセットし木端に溝を掘りました。ダドブレードは3枚で9ミリ厚にしましたが、掘ってみると9.5ミリに上がりました。深さは10ミリです。さねは9.5×19に上げて木工ボンドで接着しました。台が反らないように蟻桟を2本差し込む予定です。

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2014年

8月

26日

4個目の茶筒失敗しました

 テックさんがフォスナービットを使った茶筒の作り方についてのマニュアルを昨日のブログのコメント欄で連絡してくれました。大きい径のフォスナービットでいきなり穴掘りをやってはまずいのですね。発熱が大きく、ワークを痛めてしまうとのことです。昨日10ミリ程穴掘りした茶筒本体を今日は先ず22ミリのフォスナービットで穴を掘り、パーティングツールで最終内径より数ミリ小さい所まで穴を広げてから60ミリのフォスナービットで壁の内側をさらいました。穴の底にビットの中心の錐穴があるのでボールガウジで削り取りました。本体の穴掘りは無事に済みました(上写真)。ところがここで蓋を本体にはめるとがたがたの状態になっていました。昨日10ミリ程掘り進めた時の発熱で、蓋をする部分の径が0.5ミリ程小さくなってしまったようです。ということで4個目の茶筒作りは大失敗です。再度茶筒作りに挑戦したいのですが、麺打ち台や額縁の作成依頼がありますので、それらを優先します。

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2014年

8月

25日

4個目の茶筒

 午前中は用事が出来て、木工は午後から。4個目の茶筒を挽き始めました。茶筒の穴掘りはこれまでは、径22ミリのフォスナービットで穴を開けてからボールガウジやパーティングツールを使って掘りました。ボールガウジでは時々キャッチングが起き、次第にパーティングツールに頼るようになりました。フォスナービットで大きな穴を開ければ楽かなと考え、径60ミリのフォスナービットを購入しました。今日これを使って穴開けをやってみました。我が非力な旋盤ではフォスナービットを早く進めようとすると回転が止まります。ゆっくり進めるしかありません。しかも熱の発生がひどく、頻繁にビットを引き出して濡れタオルで冷やしながらやるしかありません。したがって10ミリ掘るに20分くらいかかっています。本体の穴は80ミリ以上掘るので、このスピードでは3時間くらいかかることになります。川口さんのビデをなど見ているとボールガウジなどでいとも簡単に穴掘りをやっています。我々未熟者はどんな方法が良いのですかね。

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2014年

8月

23日

寄木に拭き漆

 今日は友人宅に病気見舞いに行ったので、木工は帰宅後写真撮りと拭き漆作業のみやりました。写真は樺桜の器に寄木の薄板を埋め込んだものに拭き漆を7回やったものです。面白いと言えなくもないですが、漆は不適当ですね。拭き漆する前の写真は8月5日のブログで見られます。

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2014年

8月

22日

3個目の茶筒失敗

 2個目の茶筒の中蓋を挽きました。ジャムチャックに押し込んで削っているところです(左写真)。右が完成写真です。この後、3個目の茶筒を挽き始めました。蓋の内側を削り終え、これに合わせて本体を削り始め、スクレーパーで微妙な調整をして間もなく蓋にきっちりと差し込める状態になった時キャッチングしてオシャカになりました。スクレーパーでキャッチングはあまりしないのですが、油断ですかね。また挑戦します。

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2014年

8月

21日

カリンで2個目の茶筒

 カリンで2個目の茶筒を作りました。径は昨日の1個目とほぼ同じで71ミリ、高さは105ミリです。ほぼ満足(自己満足?)なものが出来ましたが、来客もあり十分な作業時間がとれず、中蓋は明日の作業になりました。

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2014年

8月

20日

カリンで茶筒

 今日はカリンで茶筒を作ってみました。茶筒の作成は初めての経験です。75ミリ角のカリンを使い、外形は71ミリになりました。蓋の底をボールガウジで削っている時キャッチングして縁の付近を傷つけてしまい、蓋の丈が予定より5ミリ程短くなりました。全体的に今一の出来栄えなので、明日もう一回作ってみます。

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2014年

8月

19日

カリンのボックスに再挑戦

 カリンの75ミリ角材で再度ボックスを挽きました。今回は穴を開けないよう注意しながら挽きました。しかし蓋の内側をサンディングするのを忘れました。抜けていますね。カリンは堅く緻密でボックスには向いているような気がします。蓋付き菓子器と一緒に拭き漆しました。

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2014年

8月

18日

カリンでボックス

 木工を再開しました。蓋付き菓子器2個の拭き漆の結果はあまり良くなかったのですが、3個目も途中まで挽いてあったので、今日蓋を完成させました(左写真)。次にカリンの角材でボックスを挽くことにしました。角材は長さ720ミリ、太さは135ミリ×135ミリなので、長さ120ミリにカットし、75×75を2本、55×55を2本とりました。75ミリ角でボックスを挽いてみました。中央の写真は本体を挽いているところ、右の写真は完成品です、と言いたいところですが、本体の穴が深すぎて最後に掴み代をカットした時、底に径10ミリ程の穴が空き、見事に失敗しました。明日また作ります。

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2014年

8月

13日

蓋付き菓子器拭き漆完了

 今月初めころから拭き漆をやっていた蓋付き菓子器です。昨日7回目の拭き漆をやり、完了としました。欅の材質がちょっと違うような気がしていたのですが、やはり拭き漆をしても今一の感じです。材料はまだ3個ほどありますが、作るかどうか迷っています。

 明日は親戚の人達とゴルフです。お盆に入りましたので、2~3日木工を休みます。

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2014年

8月

12日

桟積みに屋根

 桟積みに屋根を付けました。長さは270センチの波トタンです。240センチの板の端の桟木に柱2本をネジ止めし、上に角材を渡し、波トタンを支えるようにしました。波トタンの下部に3本の角材をネジ止めして、この角材を桟木に止め付け、屋根を固定する予定ですが、今日は雨がやむことなく降り続いていたので、この作業は後日に回し、今日はとりあえず波トタンの上に重しを乗せました。

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2014年

8月

11日

桟積み完了

 今日は180センチの桜材を積み上げました。だいぶ高くなってきたので、一人で積むのはかなりしんどかったです。40ミリ厚の板は23Kgくらい、30ミリ厚の板で14Kgありました。倒れないように対策しました。芯材は多分ストーブで燃やすことになるので、これを柱として中央付近に立て、桟木に2本のビスでとめました。そしてもう1本の芯材を斜めにあてがい、上部は柱にビスでとめ、下部には杭を地面に打ち込み、この杭に芯材をビス止めしました。明日、雨よけのため波トタンを乗せます。

 

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2014年

8月

09日

桜材の桟積み開始

 工房裏の軒下にブロックを6枚並べました(左写真)。軒下はコンクリートですが平らでなく、写真の奥の方が低くなっています。また水勾配も付いていて、写真右より左の方が低くなっています。そこでブロックの上に置く桟木の厚みを変えて手前から奥まで水平になるように調整しました。またブロックの左下に薄板を敷き、桟木が水平になるようにしました。また桜材の両木口近辺に木工ボンドを塗るので、桟木と桜材がくっついてしまわないように、6本の桟木の内両サイドの桟木はサランラップでくるみました。桟木は当初生木で作ったのですが、生木では桟木の跡が残ってしまい少し削っても消えないらしいので、乾燥材で再度準備しました。次に桜材の端に多少の皮が付いているのでドライバーではがし、更にへらで皮の下の薄幕を削り取ります。この薄い幕が柔らかく、水気が多いので虫が一番好むらしいです。右の写真は長さ240センチのものだけ積み上がったところです。未だ180センチの板が残っています。桟積みも手間がかかるものですね。ところで桟木の間隔ですが一番手前は60センチ、奥側4個は45センチにしました。全部同寸にしたかったのですが、240センチの板の上に180センチの板を乗せるので、桟木を上から下まで一直線にしようとするとこうなってしまいました。

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2014年

8月

08日

桜材を引きとりました

 南会津町熨斗戸の小椋製材所に桜材を引きとりに行きました。原木は径が約45センチ前後、長さ4.2M、です。端から2.4Mの所で少しカーブしているのでここでカットしました。板厚30ミリと40ミリに挽き割ってもらいました(上左写真)。乾燥の仕方など詳しく教えて頂きました。桟木は乾燥材でないとまずいらしい。生木では桟木が接触していた部分が他と色違いになり、少しくらい削っても取れないとのこと。干割れ防止の接着剤は木口だけでなく木口から15センチくらいまでの板面に塗った方が良い、材の下にブロックを置くのであれば、上面を一直線にすること、雨よけは波トタンでも良いなど。工房に持ち帰り、とりあえず工房裏に置きました(右の写真)。

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2014年

8月

07日

桜材の受け入れ準備(その2)

 桜材を工房の裏の軒下で乾燥させることにしました。10センチ厚のコンクリートブロックを6枚並べました。端から端まで約2.5Mです。この上に桜材と桟木を交互に積み重ねる予定です。雨がかからないように何か対策をしなければなりませんね。

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8月

06日

桜材受け入れ準備

 一昨日、南会津町のきこりの店で桜の原木を1本予約しました。8日に再度出向き、製材してもらい引き取る予定です。原木は径が45センチ前後、長さ4Mなので、長さ方向に二つ割にし、厚み20~30ミリの板材に挽いてもらう予定です。引きとったら乾燥させなければなりませんので、先ず工房裏を片づけ場所を確保しました。次に桟木を80本程用意しました(写真)。桟木は薪用に頂いたヒバの様な丸太を帯鋸で、32ミリ角に挽きました。桟木を50センチ程の間隔で並べ、その上に乾燥させる材を置き、その上にまた桟木を並べ.......と繰り返し積み上げます。

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8月

05日

寄木に拭き漆

 寄木に拭き漆したらどうなるか。以前から考えていましたが、拭き漆したら全体が茶っぽくなり寄木の面白さが無くなると思い、やりませんでした。でもやはりやってみたくなり、試してみることにしました。樺桜で器を挽き、底に7ミリ厚の寄木薄板を埋め込み仕上げ挽き、サンディングしたのが上の写真です。今日これに1回目拭き漆をしました。

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2014年

8月

04日

会津方面の木工関連店見学

 今日は以前に木工仲間に教えてもらった、福島県会津方面の木工関連のお店3か所を見学させてもらいました。最上段2枚の写真は南会津郡下郷町戸赤にあります「木地小屋」です。大きな水車が回っています。轆轤を使って生地挽きの体験をさせてもらえるところです。料金は1500円からだそうです。毎週水曜日が定休日らしいのですが、残念ながら今日もお休みでした。

 中段2枚の写真は南会津郡南会津町川島にあります「木の店ステラ」です。むく材を使った色々な製品やテーブル天板など豊富に品物を揃えて販売しております。中段右の写真は栃の木のこぶです。圧倒されました。HPもあります。

     http://www.sutera-w.com/

 下段2枚の写真は南会津郡南会津町熨斗戸にあります「オグラきこりの店」です。たくさんの木製品を販売しています。店の中に床から天井まで届く巨大な栃の原木が見えます。お店の他に製材所があり、ここで原木を購入出来、希望によって製材も出来る、乾燥するまで預かっても頂けるようです。桜の原木1本予約してきました。その他講習会やアマチュア木工展なども企画されています。HPは

     http://www.lc-ogura.co.jp

 

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2014年

8月

02日

サイクロン作り

 今日は栃木の木工仲間のサイクロン作りを手伝いました。先ずインレットを差し込み4本の3ミリビスでとめる。次に整流板のビス止め位置にビス穴を開け、整流板をシリンダーに入れてビス位置をマーク、整流板を取り出しシリンダーにビス穴を開け、ビス止めする。次にホイール状の合板と内筒を入れて、ホイールをシリンダーに固定。ホイールの上にドーナツ型の蓋をする。固定は後日に。次にインレットをシリンダーにはんだ付けする。インレットとシリンダーの接合部は隙間の広い所もあるので、この様な所はトタン板や、銅線で蓋をしてからはんだ付けしました。こう書きますと簡単なようですが、今日の作業は結構手間取り、これだけで約4時間かかりました。後の作業は自分一人で出来るでしょうと言って仲間は帰りました。

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2014年

8月

01日

蓋付き菓子器の作成(その4)

 昨日作成失敗した菓子器の蓋を作り直しました(上左写真)。1個目と一緒に今日1回目の拭き漆をしました。その他5枚の写真は昨日までに7回の拭き漆をして完了としたワイングラスと菓子器です。

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戸棚作成