2017年
2月
28日
火
今日もお客様対応で、木工はあまり時間を取れませんでした。皿などを飾るための台を2個作るよう家内に頼まれました。エンジュ材で作り始めました。H型の台座に背もたれを取り付けるタイプです。写真はパーツがほぼ揃い、台座をほぞ組したところです。隙間から見える皿を飾ります。
2017年
2月
27日
月
今日は山形町の知り合いの方が8名の方を連れて工房の見学に見えました。工房を一通り案内した後、我が家に行ってもらい、自作の家具や飾り物を見てもらいました。
ペンダントは残り8個の偏心穴を開け、塗装しました。ドリルキーで最初に開ける穴の径が小さいと、ボールガウジで穴を広げるとき同一形状にするのが難しいですね。その他今日は4個の器に5回目の拭き漆をしました。
2017年
2月
25日
土
手持ちのペンダントが無くなったので、欅材で作り始めました。径45ミリの円盤を10個準備し、削り始めました。右の写真で一番手前のものは蜜蠟ワックス仕上げ、その他はクリアラッカー仕上げです。中穴まで開けたのは2個です。中穴を開ける際、最初に径8.5ミリのドリルキーで穴開けしてから、ボールガウジで穴を広げました。いきなり大きなキーを使うと発熱し、ラッカーが曇るからです。
2017年
2月
24日
金
シャラで2個目の一輪挿しを作りました。昨日のものより少し長い材料なので、形を少し変えました。削っているうちに3個の節が出てきました。上左写真は落としを入れるための径25ミリの穴を掘っているところです。上右の写真は生地完成したところです。テープカッターはサンディングし、鉄鋸を接着して完成です(左写真)。
2017年
2月
23日
木
シャラ(夏椿)で一輪挿しを作りました(左写真)。我が家の庭に30年以上植えてあった木です。樹齢は4~50年であったと思いますが、直径は10~12センチ程度です。年輪の幅は1ミリ程度です。シャラとして正常なのか異常なのか分かりませんが、削ってみると大変硬く、緻密な肌合いでした。夏椿というくらいなので、花の形は椿に似ていて、朝開花して夕方にはしぼんで、落ちてしまいます。平家物語にも登場しますね。世の無常さを象徴しているように思われていたのですかね。右の写真は知り合いの方から2個目のテープカッターを頼まれて作り始めたものです。今回は杉材で作っています。
2017年
2月
22日
水
4個の欅の器に今日、2回目の拭き漆をしました(写真)。昨日は漆をテレピン油で薄めて1回目を塗りました。今日は1000番の耐水ペーパーで軽くサンディングしてから漆を塗りました。漆室の温度設定は30度にしています。室の下部に置いた大皿に水を入れ、タオルを浸した状態にしています。これで湿度は55%前後までしか上がりませんが、漆は1日で乾いているようです。
2017年
2月
21日
火
今までのリングチャックを調べてみると、合板の円盤の狂いはあまり大きくないのですが、チャックで掴んでいる部分の変形が影響しているようです。修正しにくいので、作り直すことにしました。今回は約30ミリ厚の欅の無垢材を使用しました。無垢材なら多少の変形は修正が可能です。欅の円盤にチャックの掴み代を作り、ボルトを通す部分は約10ミリ厚にし、中ほどをへこませました(左写真)。チャックの爪の位置を番号で示しました。チャックで掴んでから正しく回るように、調整する必要はありますね。右の写真は削っているところです。うまくいきました。
2017年
2月
20日
月
今日も欅の器を挽きました(左写真)。蓋はありません。高台部分が未処理の器が4個になったので、処理することにしました。リングチャックにセットし、削ったところ、うまく削れません。器の削り面が回転軸に対して直角になっていません。リングを取り付けているナットを調整しても治りません。チャックで掴んでいる円盤が変形しているようです。合板で作っているのですが、作ってから数年経っているので、変形したようです。円盤を修正するか、作り直す必要がありそうです。
2017年
2月
17日
金
欅で蓋付きの器を作り始めました。上左写真は本体の外側と内側を削り、サンディングを終えたところです。上右の写真は蓋の外側を削り、取っ手用の穴を開け、取っ手材(パドック)を接着しているところです。この後、取っ手をチャックで掴み、蓋の内側を削り、本体に収まるように淵の部分を調整しました。本体と蓋を合わせ、本体の高台部分をチャックで掴み、蓋の取っ手部分を削り、サンディングしました(左写真)。高台部分は後日仕上げます。
2017年
2月
16日
木
テープカッターにサンドペーパーをかけ、テープをカットするために鉄鋸を接着しました(左写真)。これで完成です。
欅材で器を挽きました(上の2枚の写真)。径210ミリです。高台部部は未だ仕上げしていません。拭き漆する予定です。
2017年
2月
14日
火
知り合いの方からマスキングテープ用のカッター作りを頼まれました。上左写真が見本です。トールペイントする際に使うそうです。このカッターで6本のテープをセット出来ますが、10本のテープを入れられるカッターを作って欲しいとのこと。何故10本ものテープをセットする必要があるのか分かりませんが、箱内部の幅を12センチから20センチに広げて作りました。鉄鋸の刃を取り付ければ完成です。箱にはトールペイントをするそうです。
2017年
2月
13日
月
ボールペンを販売しようと思い、並べるケース(?)を作りました。枠はエンジュ、底板は合板でグリーン色の布を貼りました。布の下には断面が正三角形の角材を貼り、ボールペンが落ち着くようにしました。枠木を段欠きして布を枠木の下に潜り込ませて布端を隠しました。12本のボールペンを並べられます。
2017年
2月
11日
土
マガジンラック1個が完成しました(写真)。ニスは3回塗りました。彫刻部分に塗ったニスが時間の経過とともに垂れてくるので、彫刻の下にタレが発生します。なので3回目の塗りは塗る面を上にして塗り、数時間後に、反対側の面を上にして塗るという方法をとりました。
2017年
2月
10日
金
円盤に偏心穴を開けました。ポリエチレンの偏心冶具に円盤を入れ、チャックで掴み、最初に径7ミリのドリルキーで穴を開けました。径20ミリの穴を開けた方が効率が良いのですが、発熱してクリアラッカーが曇ることがあるので小さい穴にしました。ボールガウジで内径20ミリくらい、外形30ミリくらいになるように削りました。表裏の穴をサンディングしてからサンディングシーラー、クリアラッカーを塗って完成です。径1.5ミリの水牛の皮紐を70センチにカットして、取り付けました。
2017年
2月
09日
木
知り合いの方に飾り物を置くための羽子板型の台を頼まれました。丈が約18センチです。杉材を1センチ厚に削って切り抜きました(左写真)。
欅でペンダントを作り始めました。ペンダント作りはしばらくやっていなかったので、円盤をどのように作るか忘れてしまいました。今日は10ミリ厚の欅板にコンパスで径45ミリの円を描き、帯鋸で大雑把にカットし、次にディスクサンダーで径47ミリくらいに削ってから旋盤に乗せました。上左写真は円盤を削り、サンディングしてからクリアラッカーを塗ったところです。円盤4個出来ました(上右写真)。後日、偏心穴を開けます。
2017年
2月
07日
火
接着剤が乾いたので、側板に挿し込んだ取っ手が抜けないように、接合部に竹釘を差し込みました。また底板が側板から抜けないように、側板下部からビスを打ち込み、底板のほぞを貫通するようにしました。その後、ダークオーク色のオイルステン塗りました。接着剤がついてしまったところはオイルステンの色が付きません。このようなところはサンドペーパーで研磨したり彫刻刀で接着剤を削り落としたりして、再度オイルステンを塗りました。2時間ほど待ってからニスを塗りました(写真)。
2017年
2月
04日
土
正面板の葡萄柄を彫刻刀で彫りました。桜材は硬いので彫刻は結構大変です。特に葡萄の房は時間がかかります。これ一面彫るのに5時間以上かかりました。
2017年
2月
03日
金
午前中は用事が出来、出かけました。午後はマガジンラック作りの続きです。昨日接着した葡萄の絵の内部を糸鋸で刳り貫きました(左写真)。正面板の厚みが15ミリなので薄板と合わせると20ミリになり、鋸刃が進まず糸鋸作業は大変時間がかかります。右の写真は背面板に貼る薄板を刳り貫いたところです。烏瓜の絵です。
2017年
2月
02日
木
正面板には葡萄の彫刻を入れます。デザイン画を5ミリ厚の桜の板に貼り付け、外形線を糸鋸で切り抜きました(左写真)。この板を正面板に接着します。右の写真のように角材をあてがいクランプで押さえます。浮彫をするのですが、正面板に直接浮き彫りをするとなると大変な作業になるのでこのような方法をとっています。