2018年

11月

30日

サイドボード作り(その7)

 4本の柱(脚)、8本の横桟を設計の寸法長にカットし、脚には角鑿盤でほぞ穴を掘り、横桟をテーブルソーでほぞ加工をしました(左写真)。ほぞとほぞ穴を彫刻刀や鑿で微調整をしてから仮組をしました(右写真)。

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2018年

11月

29日

サイドボード作り(その6)

 午前中は内科医院への通院やお客様対応などがあり、午後は歯科医通院もあり、木工は短時間でした。左の写真は天板の接ぎのための溝をルーターで掘り足しているところです。テーブルソーで溝を彫りましたが、天板は木口から雇いさねが見えてはまずいので、端は掘らずに残す必要があります。そのためテーブルソーでは端が円弧状に残りますので、ここをルーターでさらいました。天板はテーブルソーを使わず、ルーターで掘るべきだったと思います。天板、側板の板接ぎをやりました(右写真)。この作品はサイドテーブルでなくサイドボードと言うべきですね。

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2018年

11月

28日

サイドテーブル作り(その5)

 10月1日にサイドテーブル作りを始めましたが、知り合いの方などからいくつかの製作依頼がありましたので、中断していました。一段落したのでサイドテーブル作りを再開しました。ブログとしては10月4日の続きです。中断期間が長かったので、図面の見直しやパーツの確認にだいぶ時間がかかりました。構造も一部変更しました。天板(30ミリ厚)、側板(9ミリ厚)、棚板(15ミリ厚)は板接ぎする必要があります。これらの木端を手押し鉋で整形し、ダドカッターで溝彫りをしました。溝幅は天板は8ミリ、側板は3.3ミリ、棚板は6ミリです。ダドカッターはカッターの組み合わせによりいろいろな幅に変えられます。写真は棚板を雇いさねを入れて接着したところです。

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2018年

11月

27日

キーボックスに塗装

 キーボックスに荏油を塗りました。明日もう1回塗って完成です。

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2018年

11月

26日

キーボックス作り(その7)

 側板に蝶番を取り付け、その位置を彫刻刀で扉に印付けました(上左写真)。トリマー、彫刻刀で取り付け位置に溝を掘り、本体に取り付けました。扉がスムーズに開け閉め出来るように鉋で調整しました。マグネットキャッチァー、摘みを取り付け、次に本体内部にフック取り付け用の角材を2段に接着して生地完成(左写真)です。

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2018年

11月

24日

キーボックス作り(その6)

 側板の蝶番取り付け部分を掘り下げました(左写真)。蝶番の回転軸部分の厚みが4ミリなので、トリマーで2ミリの深さに掘り、角を彫刻刀でさらいました。組み立て後ではトリマーが使えなくなるので、組む前に掘りました。次に天板端を瓢箪面に面取りし、全パーツをサンディングしました。背板を5.5ミリ厚のべニア板から切り出し、接着剤を付けて組み立てました(右写真)。

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2018年

11月

22日

キーボックス作り(その5)

 扉にカンザシを差し込み、接着しました。ダドカッターで溝を掘り、端の底が丸く残っている部分をトリマーで掘り足しました。左の写真は天板に側板を差し込むための溝をルーターで掘っているところです。幅15ミリ、深さ19ミリです。堅木なので深さを3回に分けて掘りました。ビットは径12ミリなので、2条に掘ります。ビットの切れ味が悪くなっており、焦げ目がつき、煙が大量に発生します。側板下部を糸鋸で曲線状にカットし、仮組してみました(右写真)。明日は出かけることになりましたので、木工は休みます。

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2018年

11月

21日

キーボックス作り(その4)

 幕板下部を糸鋸でカットしてから唐草模様を彫刻刀で彫りました(上左写真)。欅も堅いですが、楓はもっと堅かったです。サンディングしてから、底板と接着しました(上右写真)。底板と幕板を直角に保つために、角材に載せてクランプしました。左の写真は扉の角にカンザシを差し込むための溝を掘っているところです。テーブルソーにダドカッターを2枚セットして掘ると幅6ミリになります。

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2018年

11月

20日

キーボックス作り(その3)

 午前中は通院その他で潰れました。午後からキーボックス作りの続きです。欅材の扉接着の後、幕板のほぞ加工をしました。幕板に貼る彫刻材に唐草模様のデザイン画を貼り、糸鋸で切り抜きました(左写真)。模様の下部は幕板に接着後にカットします。右の写真は幕板に彫刻部材を接着したところです。

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2018年

11月

19日

キーボックス作り(その2)

 欅パーツの長さ方向を所定の寸法にカットしてから、框材の両端を45度にカットしました。次にテーブルソーにダドブレードをセットし、框材に鏡板を入れる溝を掘りました。ダドブレードをセットしたところで、天板、側板、底板に背板を差し込む溝を掘りました。天板と側板は溝を板の途中で止めるので、後でトリマーで掘り足しする必要があります。鏡板は厚さ12ミリに削りました。6ミリ幅の溝に差し込むため、裏から2ミリ、表から4ミリ段欠きします。段欠きはテーブルソーでやりますが、ブレードの厚みが2.4ミリ程ありますので、テーブルソーのフェンスの横に20ミリ厚の杉板を置き、この板にブレードを2ミリ程度沈み込ませて鏡板の2ミリの段欠きをしました(上左写真)。この後、表側の4ミリの段差部分をトリマーテーブルで45度のスロープに加工しました。この他框の内側上部の角を瓢箪面に面取り加工しました。上右の写真はほぼ加工が終わった欅のパーツです。下右の写真は楓の扉を接着したところです。

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2018年

11月

17日

キーボックス作り

知り合いの方からキーボックスを頼まれました。依頼は1個ですが、ついでにと思い、2個作ることにしました。欅と楓で材料を準備しました。写真の左は欅、右は楓です。欅の方は長さ方向のカットが未だ済んでいません。

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2018年

11月

15日

軽トラ荷台シート支え棒

 知り合いの方から、軽トラシートを下から支える棒を作って欲しいと頼まれました。シートだけでは窪みが出来て雨水が溜まってしまいます。自分の軽トラにも付けようと思い、2個作りました。写真は自分用です。角材の前後に3ミリ厚のステンレスの帯板を曲げて取り付けました。3ミリ厚のステンレスは曲げにくいので、曲げる部分をグラインダーで2ミリ厚に削ると簡単に曲げられました。明日は出かけることになりましたので、木工は休みます。

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2018年

11月

14日

鍋蓋作り

 家内からすき焼き鍋の蓋を作るよう頼まれました。煮炊きの際には使わないということなので、木で作りました(写真)。直径は26センチです。欅を旋盤で挽き、ニスを塗りました。

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2018年

11月

13日

茶托完成

 茶托を真空チャックで保持し、高台を少し修正し、サンディングしてから蜜蝋ワックスを塗りました。真空ポンプのスイッチを切り、茶托を外すと茶托表側にバキュームチャックのゴムの跡が黒く付いてしまい、落とすのが大変でした。蜜蝋ワックスを塗ってあったからかも知れません。そこで2個目からはバキュームチャックにサランラップをかけてやってみる(左写真)と問題なく出来ました。

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2018年

11月

12日

茶托作り(その3)

 茶托円盤を真空チャックで保持して、下側を削り、チャックの掴み代を作り、サンディングしました(左写真)。高台部分は茶托上側を削った後で若干の修正をする予定です。真空度は8個中7個は-0.07MP前後を示していましたが、1個は何故か-0.04MP程度でした。寄木の接着部分から空気が入り込むのかと思い、蜜蝋ワックスを接着部分に塗ってみましたが変化なしです。ワークの周辺部を削る時はテールストックを使えるので問題なしですが、高台内側を削る時は、テールストックを外し、出来るだけ薄く削ってみたところワークが飛ぶようなことは無く削れました。次に高台部分をチャックで掴み、茶托の上側を削り、サンディングしてから蜜蝋ワックスを塗りました(右写真)。高台部分の修正は明日やります。

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2018年

11月

10日

茶托作り(その2)

茶托試作品の上側を削ってから、真空チャックで保持し、下側を削り、サンディングしました(上左写真)。右写真は茶托上側です。試作の結果を踏まえて、本番に入りました。先ずは寄木で作った角材を径15ミリに削り、帯鋸で長さ12ミリにカットし、50個の寄木円柱を準備しました。茶托本体は8枚準備しました。予定の寸法は径120ミリ、高さ20ミリです。円盤の段階で径15ミリの穴を6個開けました。ただし貫通させてしまうと真空チャックで保持出来なくなるので、穴下部は5ミリ程残しました。ドリルの先端には錐が付いているので穴の底には径0.5ミリ程の穴が開いています。この程度の穴はバキュームチャックのゴムの幅の中に納まるので多分問題ないと思われます。また穴が全くない状態では寄木の円柱を接着する時空気の逃げ場が無くなり、円柱を押し込めなくなるので、小さい穴は必要です。エポキシ接着剤で寄木の円盤を接着しました(下写真)。

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2018年

11月

09日

茶托作り

 左の写真は昨日接着しておいた寄木の種木です。何と一部並びが変です。よく調べると昨日の接着作業で、1枚のパーツの裏表を逆にしたようです。注意しながらやったつもりですが、接着剤を付けて重ねる時に裏表を間違えたようです。接着剤はパーツの裏表両方に付けるので間違いやすいです。この種木を縦に十文字にカットするので、4本中2本は不良ではありません。茶托を作り始めました。外側を削り、6個の径15ミリの穴を開け、寄木材料を径15ミリに削り、長さ10ミリにカットして茶托に接着しました(右写真)。1枚目は試作品なので失敗した種木を使いました。茶托の下側を削り、上側から穴を開けると、穴の最下部が欠けました。そこで下側から穴開けをしてみると開け初めの面が平面ではないので、位置が正確でなくなります。本番では茶托本体の上下を削る前の円盤で穴開けをすることにしました。

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2018年

11月

08日

寄木の種作り

 今日は我が家の太陽光発電システム設置工事があり、立ち合いのため午前中は木工は休みました。数年前に比べ、パネルの性能もだいぶ良くなり、1×1.67Mのパネル1枚で300W(最高条件の時)ほど発電出来るようになりました。16枚設置で4.8KWの発電が出来るとのことです。工事人5名で作業し、午前中で完了しました。

 午後、寄木の種作りの続きをやりました。上左写真は昨日積層状に接着した材料の両側面を手押し鉋にかけたところです。これを帯鋸でスライスするのですが、ロスなくなるべく正確にスライスしたいので、先ずは帯鋸ブレードを研磨しました。薄板の幅は94ミリですが手押し鉋をかけたので92~93ミリくらいになっているはずです。帯鋸で4ミリ厚にスライスし、自動鉋で3ミリ厚に仕上げる予定です。帯鋸でスライスすると17枚取れました(上右写真)。この写真はなぜか回転が出来ませんでした。帯鋸の切り代を計算すると1.5ミリ程度でした。自動鉋で3ミリ厚に仕上げました。この薄板を重ねて接着するのですが、このまま重ねたのでは同じ材料のマスが並んでしまうので、木端のマスを1~2本をカットしてから重ねて接着しました(下写真)。

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2018年

11月

07日

ドールベアの塗装

 ドールベアに蜜蝋ワックスを塗りました(左写真)。だいぶ可愛らしくなってきました。右の写真は寄木の種作りです。エンジュ、カヤ、桜を3ミリの厚さに削り、それぞれ6枚ずつ、計18枚準備し、重ねて接着しました。ずれ防止のため周りを板で囲ってあるので積層状態は見えませんが、3種の板を同じ順序に重ねてあります。ピアスにしたり、茶托のパーツにする予定です。

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2018年

11月

06日

ドールベア作り(その11)

 顔からはみ出した目、鼻をディスクサンダーで削り、サンドペーパーで仕上げました。耳を差し込み接着しました。少し時間を置き、組み立てを開始しました。先ずは腕の取り付けですが、その後の頭と胴を繋ぐゴム通し作業がかなり厳しいので、腕を繋ぐ前に、首に開けた径6ミリの穴を7ミリに広げました。上左写真はカシメ用のアルミパイプと圧着端子です。アルミパイプは外径5ミリ、内径3.5ミリでホームセンターにありました。長さを約4ミリにカットしました。先ずは腕の取り付けですが、アルミパイプに径3ミリのゴムの端を入れ、圧着ペンチでアルミパイプをつぶします。腕、胴、腕にゴムを通し、アルミパイプを付け、ゴムを目一杯引っ張り、アルミパイプをつぶします。次に頭と胴を繋ぐゴム通しですが、頭の穴の奥には上左写真の右の圧着端子をねじ止めしてゴムを固定しました。首から胴にゴムを通すのですが腕を繋いだゴムと交差するのでゴムがうまく入りません。そこで上右写真の様に、ゴムを被覆している糸を引き出し、ここに細い針金(電気コードをほどいたもの)を巻き付け、更にビニールテープを巻きました。この針金を案内線としてゴム通しをすると大変楽に頭と胴を繋ぐことができました。足の繋ぎは障害物が無いので楽に出来ます。前回は腕と足のゴム通し穴に埋め木をしましたが、こうするとゴム交換が難しくなるので、今回は埋め木は止めました。9頭のベアが生地完成しました(下写真)。

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2018年

11月

05日

ドールベア作り(その10)

 鼻、目、耳の穴開けを開始しました。一番面倒なのが目、耳の位置決めです。前回の冶具は良くなかったので、今回は上左写真の冶具を作ってみました。厚さ13ミリのファルカタ板をカットし、頭を沈められるように、彫刻刀で窪みを作りました。ファルカタは柔らかいので簡単に掘れます。上右の写真は鼻の位置に径2ミリの穴をあけているところです。鼻の位置は削りの中心から上3ミリと決めているので、位置は簡単に決められます。この穴に冶具に刺した釘を入れ、頭の頂上にも線を書いておき、冶具をその線に合わせて置き(左写真)、冶具の側面の線を目安にして目と耳の位置を墨付け出来ました。

 目、耳の位置が決まったので、目は径3.5ミリ、耳は径5.5ミリ、鼻は径6.5ミリの穴を開けました。目と鼻にはシャム柿材を削って差し込み、接着しました。はみ出した部分は明日削ります。尻尾も接着しました。

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2018年

11月

03日

ドールベア作り(その9)

 ドリルキーを径6ミリの物に変え、腕のゴム穴を深さ8ミリまで広げました。次に胴体後ろに尻尾を差し込む穴を開けました。前回の冶具を使い、クランプで押さえ、径5.5ミリ、深さ6ミリまで開けました(左写真)。右の写真は胴体上部、首の部分の穴開けです。径40ミリの穴を掘った角材をドリルキーの真下に固定し、ここに胴体を立て手で支えて、径6ミリ、深さ25ミリの穴を開けました。

 頭の下部(首を差し込む部分)を平らに削りました。今回は左の写真の冶具を作ってディスクサンダーで削りました。頭の前後を支える部分は板に穴を掘りました。前後の板は長さを変え、頭を少し下向きにして削れるようにしました。後頭部に当てた板はビス止めしましたが、鼻を支えている板はねじで止めずに凸状にカットして底板にはめ込み、頭の寸法のバラツキを吸収出来るようにしておきました。次に平らに削った部分に穴を開けました。右の写真の様に前回の冶具を使って、径15ミリ、深さ20ミリの穴です。この後、球状の鑢をボール盤にセットし、穴を径16ミリに広げ、首が入るようにしました。

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2018年

11月

02日

ドールベア作り(その8)

 午前中は通院で完全につぶれ、木工は午後からやりました。足と腕にゴム通し穴を開けました。左の写真は足を冶具で鋏み、付け根の平らな面に垂直に径3.5ミリの貫通穴を開けました。この後、付け根部分をボール盤の定盤に載せたた板に押し付け、径6ミリのキーで深さ10ミリまで穴を広げました。ドリルキーが最初に材料に当たる部分が30度くらい傾いているので、広げ始めが難しいですね。右の写真は腕に径3.5ミリの貫通穴を開けているところです。同じ冶具を使い、角材を置いて底上げし、薄板を側板に添わせて幅を狭めて、腕を挟んでいます。穴を広げる作業は明日やります。

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2018年

11月

01日

ドールベア作り(その7)

 尻尾と耳を削りました。左の写真は長い丸棒をスリーポイントステディーで支え、尻尾を削り、サンディングしたところです。この後、鋸で切り落としました。初めにスリーポイントステディーをセットする時は丸棒の端の芯をテールストックで押した状態でステディーの車輪位置を決めます。1個削ったらステディーを旋盤ベッド上に固定しているねじを緩め、ステディーをスライドさせ、固定ねじを締めます。これを繰り返します。耳を削る際は同じようにして削りたいのですが、耳の付け根を少し窪ませる必要があり、ステディーの車輪が邪魔してこの作業が出来ません。なので耳を削る際はステディーを使用せず、テールストックを使いました。耳の先端はディスクサンダーとサンドペーパーで仕上げました。右写真で右の方は尻尾、左の方は耳です。

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戸棚作成