2018年

12月

28日

ナチュラルエッジ器作り(その3)

 ナチュラルエッジ器の内部サンディングについて、前回説明しましたが写真を撮り忘れていたので今日撮りました。木の丸棒に80番サンドペーパーを巻き付け、輪ゴムで固定し、これを電ドルで回し、回転している器の縁近辺を研磨しました。電ドルはもっと小さなもので良いのですが、たまたま丸棒に取り付けた鉄棒の直径が10.5ミリ程あったので、小さいドリルには取り付けられませんでした。この後、目の細かいサンドペーパーを手に持ち、回転んしている器を研磨しました。チャックの掴み代は器を真空チャックで保持して処理しました(右写真)。6個中4個のこの器と、先日挽いた小型のお盆2個に1回目の拭き漆をしました。明日から暫く木工は休みます。今年も我が拙いホームページを訪問していただき、ありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。

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2018年

12月

26日

ナチュラルエッジ器作り(その2)

 ナチュラルエッジ器の内側を削り、サンディングしました。ナチュラルエッジでは外周部のサンディングが難しいので、今回は丸棒に80番サンドペーパーを巻き付け、これを電ドルで回し、旋盤で回転しているワークに軽く当てて、研磨してみました。かなり効果的なことが解りました。120番、320番のサンドペーパーは手で持ってワークに当てて研磨しました。午後はお客様対応で木工はあまり出来ませんでした。明日は出かけますので木工は休みます。

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2018年

12月

25日

ナチュラルエッジ器作り

 8月末に粗挽きしておいた6個の桜のナチュラルエッジ器の仕上げ削りを始めました。約4か月でずいぶん変形し、円形だったカット面が楕円形になっています。先ずは器の底部をチャックで掴み、器内部に作った棚状部分を平らに削りました(左写真)。ここをバキュームチャックの吸着口に当て、真空ポンプを回し、器の外側を削り、サンディングしました(右写真)。今日はお客様対応もあり、作業はここまででした。

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2018年

12月

24日

お盆(小)作り

 バキュームチャックは土曜日にニスを塗り、2日間放置しましたが、完全には乾いていません。冬はなかなか乾かないものですね。吸着口の縁に3ミリ厚のゴムをドーナツ型にカットしてスーパーセメダインで貼りました(左写真)。家内の依頼がありましたので、小型のお盆を作りました(右写真)。直径は約25センチ、高さは2.5センチです。材料は欅です。チャックの掴み代部分の処理には完成したバキュームチャックを使いました。径が大きいので、真空度を0.06MHP程度まで落として作業しました。お盆は拭き漆を予定しています。

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2018年

12月

22日

バキュームチャック(大)作り

 バキュームチャックはワーク吸着口の径が90ミリの物を使っています。径の大きなワークを保持する時もっと大きいバキュームチャックが欲しくなることがあります。径90ミリのチャックに大きい径のチャックを被せて使えるようなものも作ったのですが、精度の問題もあり、うまく使えていませんでした。そこで径の大きなチャックを作ろうと思っていました。JWA会員の伊藤さんは主軸にはめられるナットを購入し、バキュームチャック作っているという話を聞きました。フェイスプレートが無くてもナットで作れるわけですね。先日ジョイフル本田を覗くとM30のナットが置いてありました。早速購入し3~4日前から作り始めました。上左写真は幅100ミリ、厚さ60ミリの欅板6枚を接着しているところです。上右の写真はこれを2つ割りにし、径の違うものを2個作れるようにしました。先ずは径150ミリの物を作ることにしました。欅ブロックから径150ミリ、高さ90ミリの円柱を挽き、フォスナービットで片側に径40ミリの穴を掘り、その奥に径20の穴を20ミリ程掘りました。径40ミリの穴は更に鑿で6角形に広げ、ナットにエポキシ接着剤を付けて叩き込みました(下写真)。

 ナットを付けた円柱を旋盤の主軸に取り付け、ナットと反対側にチャックの掴み代を作り、円柱を反転してチャックで掴み、バキュームチャックの外側を削りました。次に再度ナットを主軸に取り付け、内部を削り、外側をサンディングしました(左写真)。空気漏れを防ぐために外側にニスをたっぷり塗りました(右写真)。

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12月

21日

鏡餅作り(その2)

 今日は檜材で鏡餅を作ってみました。色は白っぽくていいのですが、年輪が結構目立ち、木製品ということがバレバレですね。まあ、少し離れて見ると解りませんがね。鏡餅を引き立ててくれる「お飾り」をお店で探したのですが、JWAで頂いてきたような立派なものが見当たらず、右写真のものになりました。この「お飾り」にはもっといろいろなものが付いていたのですが、鏡餅に取り付けるために省きました。またみかんは小ぶりなものが家に無かったので、写真撮りのために取り敢えず柚子を載せました。

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12月

20日

鏡餅作り

 12月のJWA講習会はヒバ材を削って鏡餅の飾り物を作りました。講習会で作った鏡餅を我家に飾っておいたところ、近所の方が見て作って欲しいと言ってきました。ちょうどヒバの角材があったので早速作り始めました。しかし削ってみるとかなり黄色っぽいのです。取り敢えず1個完成させました(写真)が、どうもお餅らしくないので、知り合いの工務店の方に檜の端材を頼みました。早速檜材を届けてくれたので、削った物を見てもらうと、これは米ヒバとのことです。再度檜で作ることにしました。

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12月

19日

サイドボード完成

 サイドボードの塗装はオイルステン(オーク色)を塗った上に荏油を塗り、2日間放置してから2回目の荏油を塗り、400番耐水ペーパーをかけ、布拭きしました。2日間放置しほぼ乾いたのでリビングに置きました。下に置いたのは掃除ロボットです。天板の上には太陽光発電システムのモニターを置く予定ですが、モニターが未だ届きません。11月8日に設置工事は済んでいますが、電力会社の検査が未だ済んでいません。最近、設置工事が多く、検査待ちが長いらしいです。

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12月

18日

干支猪作り(その3)

 猪のサンディングをしました。先ずはスピンドルサンダーで研磨し、サンダーが入らないところはサンドペーパーで仕上げました。1×4材なので、糸鋸のカット面が非常に荒れており、サンディングが大変です。他の材料を使うべきでした。台をカットし、トリマーで面取りしました。台に猪を接着して完成です。

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12月

17日

干支猪作り(その2)

 午前中は歯科医通院でだいぶ時間を取られました。猪作りは糸鋸の切り抜き作業は終わりました。これからサンディング、台座作りですが、1個だけ先行し、大きさなどを確認しました(左写真)。

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2018年

12月

15日

干支猪作り

 昨日オイルステンで色付けしたサイドボードに荏油を塗りました。オイルステンと荏油の相性のことは不明ですが、我が家用のサイドボードなので気にせずにやりました。干支の猪作りを始めました。元気の良さそうな猪です。JWA講習会場にあった物をまねさせてもらいました。元々はMU工房さんのものらしいです。1×4材にデザイン画のコピーを貼り、切り抜きを開始しました。

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12月

14日

サイドボード作り(その17)

 今日は郡山市にある病院に行ってきたので、午前中は完全に潰れました。午後はサイドボード作りの続きです。昨日接着した小さい抽斗は特に調整せずにうまく納まりました。抽斗3点の箱板などをサンディングし、取っ手を付けてみました。これで生地完成です(写真)。実はサイドボードの上に太陽光発電のモニターを置き、下は掃除ロボットの充電基地にしたいと思い、このようなデザインにしました。オイル仕上げの予定ですが、胡桃材がかなり白っぽいので、少し色付けしたいと思い、オーク色のオイルステンを塗ってみました。オイルステンと荏油が馴染むようであればオイル仕上げにします。

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2018年

12月

13日

サイドボード作り(その16)

 小さい抽斗2個を接着組み立てをしました(左写真)。昨日組み立てた抽斗を本体に入れ、スムーズに動くように調整しました。天板を本体に固定しました。手回しドライバーでビスをねじ込んだのですが、やはりきつくて、完全にはねじ込めませんでした。問題はないと思うので良しとしました。

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12月

12日

サイドボード作り(その15)

 抽斗用パーツを加工しました(左写真)。底板は5.5ミリ厚の合板から切り出しました。底板を差し込むための溝掘り、側板と向こう板の溝とほぞ加工、前板の段欠きなどをしました。全パーツをサンディングしてから接着剤を付けて組み立てました(右写真)。残り2個は明日組み立てます。

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2018年

12月

11日

サイドボード作り(その14)

 天板を本体に固定するため、蟻桟にビスを打ち込み、横桟に固定します。本体を組み立てると仕切り板が邪魔になり、インパクトドライバーを使えません。手回しのドライバーでビスをねじ込む必要があります。そこで仕切り板を付けない状態で本体を仮組し、蟻桟に下穴を開け、インパクトドライバーでビスを打ち込みました(左写真)。この後ビスを抜き取りました。本体を組み立てたら同じ穴にビスを入れ、手回しドライバーで蟻桟を横桟に固定します。最終組み立ての前に、分解しては不具合個所の微調整をし、仮組しチェックする。これを繰り返していたら昼になっていました。午後本体を接着組み立てをしました(右写真)。今日はこの他に抽斗のパーツを本体の上り寸法に合わせてカットしました。

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2018年

12月

10日

サイドボード作り(その13)

 サイドボードの脚下半分をJWA研修所の旋盤を借りて削ってきました。脚最下部は径28ミリ、脚中央付近の削り始め部分は径38ミリです。組み立て接着は2回に分けて接着することにしました。左写真は左右の側面それぞれを接着をしたところです。脚と横桟が直角になるように注意しながら進めました。右の写真は中段棚板に仕切り板を接着しているところです。直角を保つために角材を当てています。

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2018年

12月

07日

サイドボード作り(その12)

 不具合な個所に印を付け、情報を書いたマスキングテープ貼り、鉋で面取りする部分にも印を付けてから分解しました。不具合個所を修正し、鉋で面取りしました。抽斗の側板、向こう板は檜で準備しました(左写真)。抽斗の細かい最終的な寸法は本体を組み立ててから決めます。

 9日にJWA講習会があり、明日から出かけますので、木工は休みます。ただし明日、講習会場でサイドボードの柱の削りをやらせてもらう予定です。

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12月

05日

サイドボード作り(その11)

 蟻ビットをトリマーに取り付け、蟻溝を掘りました(左写真)。写真で溝の手前側から蟻桟を差し込むので、奥側は手前側より1ミリ狭く溝堀をしています。蟻桟の幅にもテーパーを付けます。蟻桟の側面にテーパーをつけた定規を取り付け、トリマーテーブルで蟻型に削るのですが、削り過ぎると修正は出来ないので、少し削っては天板の溝に差し込み(右写真)、手で押してストップ位置から5センチ程手前まで押し込めるまで削ります。ここまで削ったら後はハンマーで叩き込みます。

 天板の周囲下部(背面以外の3か所)をトリマーテーブルで瓢箪面に面取りし、表裏をサンディングしてから、天板に蟻桟をハンマーで叩き込みました(左写真)。蟻桟の仕込みが終わると幾分ほっとした気持ちになるものですね。右の写真は本体に天板を載せたところです。蟻桟を横桟にねじ止めして、天板を本体に固定する予定ですが、インパクトドライバーが抽斗部分に入らないので、手回しドライバーで止めるしかないですね。4本の脚の下半分は旋盤で丸く削る予定ですが我が工房の旋盤では限界長さを超えているので、削れません。JWAの研修場の旋盤をお借りして削る予定です。明日は同窓生との忘年会のために出かけますので、木工は休みます。 

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12月

04日

サイドボード作り(その10)

 午前中は歯科医通院その他で木工は短時間でした。天板の加工に入りました。30ミリ厚の天板は裏に蟻桟を取り付ける設計にしました。先ずは外形を設計寸法にカットしました。蟻桟加工は今まで数回はやっているのですが、やり方を直ぐに忘れるので、思い出すのに時間がかかります。蟻桟の幅は40ミリとしました。胡桃材はもう無いので、檜材で準備しました。幅40ミリの桟の位置を彫刻刀で罫書、線の内側を7~8ミリ残してルーターで深さ10ミリの溝を掘りました(写真)。溝幅は35ミリ~36ミリです。蟻桟差し込み口は36ミリ、奥の方は35ミリと狭めています。今日はここまでしか出来ませんでした。明日、蟻ビットを使って溝を台形に広げます。

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2018年

12月

03日

サイドボード作り(その9)

 側板は9ミリ厚ですが溝幅は6ミリですので、板の木口、木端から20ミリまで表裏1.5ミリずつ切り欠きしました。上段の抽斗は2個並べるので、檜材で仕切り板を作りました。15ミリ厚の檜板の木口部分に25ミリ幅の胡桃板を雇いさねで矧ぎました。中断の棚板にはルーターで幅15ミリ、深さ4ミリの溝を掘り、ここに仕切り板を差し込みました。上部前後の横桟に角材を取り付け、仕切り板を挟む様に固定しました。背板は5.5ミリ厚の合板から切りだしました。仮組してみました(左写真)。組み立て部材が多いので、接着剤を付けてからの組み立てはかなり難航しそうです。

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2018年

12月

01日

サイドボード作り(その8)

 抽斗は2段に作るので、上下の横桟の間に棚板を置きます。棚板を支えるために、4本の柱の角を切り欠きしました。上左写真の様に柱を支え、手鋸で切り込みを入れ、鑿でさらいました。下段の棚板を支えるために、下の4本の横桟の内側に角材を接着し、棚板と横桟の上面が一平面ななるようにしました。柱、横桟に側板と背板を差し込むための溝を掘りました。2枚の棚板が納まるようにそれぞれ角を処理し、仮組してみました(右写真)。

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戸棚作成